僕の演奏活動は、ホスピスから始まりました。
大学の教育学部にいた頃。将来の夢は、小学校の先生になることでした。
佐賀県の県立病院「好生館」の緩和ケア病棟(ホスピス)では、毎週金曜日になると、地域のボランティアの方々が「ひまわり喫茶」という温かい会を開いています。ケーキやお菓子、コーヒーを出したり、絵本の読み聞かせをしたり。そこで、演奏をさせていただくようになりました。
ホスピスは、命があともう少しだとわかった方が、自分で選んで入る場所です。
「もっと冒険しておけばよかった」
講演で紹介しているアンケートがあります。
90歳以上の方々に「90年の人生を振り返って、唯一後悔していることは何ですか?」と尋ねたものです。
その答えは——
「もっと冒険しておけばよかった」
人生は夏休み
「人生は夏休み」
ホスピスで再会した、ジャズおじさんが教えてくれた言葉です。
あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人がなんとかして生きたかった今日——講演では、この言葉も紹介しています。
教室での「いのちの授業」へ
やがて、小学校や中学校、人権講演会やPTA講演会で、この話をさせていただくようになりました。
いのちの話が、難しい言葉ではなく、歌にのって届きますように。そんな願いから、僕の講演は、語りだけでなく、みなさんと一緒に歌う「いのちと夢のコンサート」というかたちになりました。
あの場所で教えていただいたことを、これからも歌にのせて、リレーしていきたいと思います。
ホスピスでの活動の様子
このお話は、校長講話や朝の会・全校集会でのお話のネタとして、ご自由にお使いください。出典として、このページをご紹介いただけたら嬉しいです。