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コ ラ ム 「 い の ち の 授 業 」
第 1 回

ホスピスで教わったこと

2026年8月9日

僕の演奏活動は、ホスピスから始まりました。

大学の教育学部にいた頃。将来の夢は、小学校の先生になることでした。

佐賀県の県立病院「好生館」の緩和ケア病棟(ホスピス)では、毎週金曜日になると、地域のボランティアの方々が「ひまわり喫茶」という温かい会を開いています。ケーキやお菓子、コーヒーを出したり、絵本の読み聞かせをしたり。そこで、演奏をさせていただくようになりました。

ホスピスの「ひまわり喫茶」で、ベッドのまま参加されるみなさんの前で演奏する弓削田健介
ひまわり喫茶での演奏のようす

ホスピスは、命があともう少しだとわかった方が、自分で選んで入る場所です。

「もっと冒険しておけばよかった」

講演で紹介しているアンケートがあります。

90歳以上の方々に「90年の人生を振り返って、唯一後悔していることは何ですか?」と尋ねたものです。

その答えは——

「もっと冒険しておけばよかった」

人生は夏休み

「人生は夏休み」

ホスピスで再会した、ジャズおじさんが教えてくれた言葉です。

あなたがくだらないと思っている今日は、昨日亡くなった人がなんとかして生きたかった今日——講演では、この言葉も紹介しています。

教室での「いのちの授業」へ

やがて、小学校や中学校、人権講演会やPTA講演会で、この話をさせていただくようになりました。

いのちの話が、難しい言葉ではなく、歌にのって届きますように。そんな願いから、僕の講演は、語りだけでなく、みなさんと一緒に歌う「いのちと夢のコンサート」というかたちになりました。

あの場所で教えていただいたことを、これからも歌にのせて、リレーしていきたいと思います。

ホスピスでの活動の様子

このお話は、校長講話や朝の会・全校集会でのお話のネタとして、ご自由にお使いください。出典として、このページをご紹介いただけたら嬉しいです。

第2回 絵本『いのちのまつり』——ご先祖さまを数えてみよう ›
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