世界中の子どもたちに「読書」の機会を。
音楽と本を愛する仲間たちと共に。

南アフリカの抱えている、経済格差、犯罪率の高さなどの問題の根源は、教育格差と識字率の低さにあると言われています。国をあげて教育を良くしようと取り組む一方、多くの地域の小学校には図書館がなく、本を読めない子どもたちがいます。そこで活躍しているのが、日本から贈られている「移動図書館車」です。 南アフリカの初等教育庁と現地で活動している現地のNPO法人「SAPESI」によって、これまで４５台の「移動図書館車」が日本から贈られています。
 
小児病院で入院している子どもたちは、親・兄弟・友達と離れて生活し、その上で痛い検査や治療、手術が行われることで、そのストレスはとても大きいと言われています。
入院中でも“子どもらしく”生活するという事がとても大切なことで、楽しい本を読みたいというニーズは強く、不安・不満・退屈を紛らわすのに役立っているそうです。
 
私たちは「音楽」と「本」が大好きな仲間たちの集まりです。自分たちの人生に影響を与えてくれた、音楽や本のファンとして、それらの力を信じ、主に上記２つの場所へ、本と音楽を届ける活動をします。
具体的には、まちづくり音楽イベント事業や「いじめ」や「不登校」をテーマにしたミュージカル創作、映像教材制作、コンサート事業を通じて寄付を集め、日本の子ども病院や、海外（主に南アフリカ）の本を十分に読むことができない環境にある子どもたちに、本を届けます。
それらの活動を、日本の子どもたちと共に行うことで、関わってくれる子どもたちの健全育成を図り、会員自体も成長し、子どもたちを中心とした地域づくりに寄与していきます。