第一章 ── 歌でつながろう!全校合唱のうた
簡易版

Dream & Dream〜夢をつなごう〜

作詞・作曲:弓削田健介
楽譜集 本文p.14

短い時間、取り組みやすいピアノで、夢をつなぐ合唱の楽しさへ。通常版とは別の楽譜としてご案内します。

いま見ているのは「簡易版」です。

通常版のBメロを省き、伴奏を整理した約3分25秒の版です。シャッフルと参加型エンディングは残っているため、短くてもこの曲らしい「声をつなぐ体験」ができます。

編成
同声二部+ピアノ終結は最大4グループ
テンポ
♩=135・4/4Swingの指定は通常版と同じ
小節数
84小節通常版より25小節短い
時間
約3分25秒通常版より約53秒短い
歌詞
Bメロを省略Made in dreamの対旋律なし
伴奏
規則的な低音と和音通常版より見通しやすい
声域
通常版とほぼ同じ音域を下げた版ではない
おすすめ
初めて・全校・短時間終結は二班から選べる

大切:簡易版は「ピアノ・長さ・構成」が取り組みやすい版です。テンポ135のシャッフルと、終結の声の重なりは残っています。

Listen参考演奏をきく

演奏イメージの参考。簡易版・通常版は楽譜とCDのトラック表示で確認してください。

Version Guide通常版との違い
簡易版の考え方

物語の細部を短くし、歌の輪へ早く入れる。

「夢が形になったんだ」「Made in dream」などのBメロを省き、Aメロからサビへ直接進みます。歌詞の物語は圧縮されますが、「夢をつなごう」「一人じゃない」と、みんなで声を重ねる体験は残ります。

比べるところ簡易版通常版
演奏時間約3分25秒約4分18秒
小節数84小節109小節
歌詞構成Aメロ→サビ。Bメロを省略。Aメロ→Bメロ→サビ。歌詞をすべて扱う。
Made in dream歌わない。日本語の上に英語の対旋律として重なる。
ピアノ規則的な低音とブロック和音が中心。裏拍、三連符、内声、上行形が多い。
終結50小節から短い型を2→3→4グループへ。84小節から進み、100小節で三声へ。
向く場面初回、限られた授業時数、全校合唱。音楽会、経験のある合唱、作品全体を味わう場。
Score Map簡易版の道順
1〜24小節

前奏・Aメロ

7小節からユニゾン。1番と2番の歌詞が同じ旋律に並びます。

25〜40小節

サビ・1番括弧

Dream and dreamとシャンララが掛け合い、40小節から繰り返します。

41〜49小節

2番括弧

So…負けないで。二度目だけこちらへ進み、曲の中心を近い声で届けます。

50〜84小節

簡易版エンディング

短いラララ・シャンララ・つなごうを、二つから最大四つへ重ねます。

1〜40(1番詞)→ 7小節へ戻る → 7〜40(2番詞)→ 41〜49 → 50〜84
Difficulty Map簡易版の難所
7〜24小節
二つの歌詞
起こりやすいこと1番と2番が同じ段にあるため、今どちらを歌うか迷う。
練習1番を青、2番を緑で指し、歌う段だけを目で追います。
全体
シャッフル
簡易化されていない点八分音符は通常版と同じSwing。均等に歌うと重くなる。
練習四分音符で歩く→長い・短いを手拍子→ことば読み。
25〜40小節
サビ
声のバランスDream and dreamとシャンララが同じ強さになる。
練習主役を交代して歌い、支える声を半分の音量にします。
40〜41小節
繰り返し
道順一度目は7小節へ戻り、二度目は41小節へ進む。
練習歌わず、楽譜を指でたどってから「1回目/2回目」を声に出します。
50〜84小節
終結
重なり短い型は簡単でも、最大4グループでは入りを失いやすい。
増やし方二班で完成→三班→先生や地域を四班目に。8小節の一拍目を共有します。
Shared Ending通常版と共通のエンディング

簡易版50小節から、共通の4つのコーラス班を重ねられます。

巻末の共通譜では、ドリドリ班、シャンララ班、ラーララ班A、ラーララ班Bに分かれます。一人が担当するのは短いパターン。二班で響きをつくってから、三班、四班へ広げます。

ドリドリ班Dream and dreamから「夢をつなごう」へ進む言葉の中心。
シャンララ班休符を感じながら、短い言葉でリズムを支える。
ラーララ班 A前半から入るラララ。伸ばす音まで拍を保つ。
ラーララ班 BAとずれて入るラララ。二つの線を会話させる。

共通エンディングの教え方を詳しく見る →

Curriculum Lens簡易版で育てやすい学び
知識・技能

反復と重なりを聴く

同じ旋律に別の歌詞が乗ること、短い型が重なって和音になることを理解し、拍を保って歌います。

思考・判断・表現

主役と支えを選ぶ

どの声を前へ出し、どの声を軽くするか、聴き比べて決めます。

主体的な態度

役割を受け持つ

自分の短い型を保ち、仲間の声とつながるように調整します。

〔共通事項〕では、リズム・拍、反復、呼びかけとこたえ、音の重なり、縦と横との関係を扱えます。

簡易版だけの印刷資料

通常版とは別ファイルで、比較表・道順・難所・子ども用シートをまとめました。

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