第一章 ── 歌でつながろう!全校合唱のうた
No.02

エールがきこえる~夢の応援合戦~

作詞・作曲:弓削田健介
楽譜集 本文p.20

応援する人も、じつは応援されている。送る声と届く声が、ひとつの歌に。

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旅ワンくん
おうえんって、するほうの むねまで あつくなるんだワン。きみの「ファイト!」も、この歌の いちぶだワン!── 旅ワンくん
演奏動画は準備中です。
Lyrics歌詞
1番

かがやく ゆめに チャレンジするきみ
がんばれ! どんなときでも となりにいるよ

おうえんしていたら ちいさな このむねも
ファイトに ふるえて あつくなる あつくなる

ハートからハートへ(ファイト!)
ありったけのエールを
ひびきあう(ファイト!)
きみとぼくの おうえんがっせん
フレー フレー フレー!
(エールよとどけ)

2番

ぼくらの こころ ひとつに なるとき
きせきだ! はたをふるのは ひかりのしきしゃ

そらも うみも きぎも はなも かぜも
ちきゅうが まるごと うたってる うたってる

エールがきこえたら(ファイト!)
エールをつなげようよ
こだまする(ファイト!)
きせきのうた ときはなて

ラストサビ

ハートからハートへ(ファイト!)
ありったけのエールを
あふれだす(ファイト!)
ゆめとゆめの おうえんがっせん
フレー フレー フレー!
(エールがきこえる)

FOR TEACHERS & CHILDREN

先生と子どもたちのための資料集

Overview曲の概要
おすすめの場面全校合唱・運動会・音楽会・仲間の挑戦の応援
対象の目安小学校中学年以上全校では「ファイト!」の分担から参加できます/同声二部版はこちら
テンポ・拍子♩=135・4/4Swing(8分音符をはねて)
音域B3〜C♯5中央の「ド」のすぐ下の「シ」から、高い「ド♯」まで
演奏時間約2分28秒
Materials楽譜・音源
山田聡先生
楽譜には、歌い方のヒントがぎっしり書き込まれています。音源と両方そろうと、練習の道しるべになりますよ。── 山田聡先生
楽譜・CD
作品集「越えてゆけ」表紙
楽譜/参考演奏CDはこちら

作品集「越えてゆけ」

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練習用音源
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Words to Expression歌詞の解説
ボス先生(中学校国語の先生)
言葉の意味は、一つに決めなくていいんです。「こうも読める」が見つかるたび、歌い方も増えていく。詩を読むのと、同じですね。── ボス先生
作者の説明で確認できること歌詞から広がる言葉の可能性
歌詞全体から読める一つの可能性

一方通行の応援ではなく、行き交うエールの歌。

1回目のサビは「エールよとどけ」、最後のサビは「エールがきこえる」。送る側とされる側は固定されず、「きみとぼく」は「ゆめとゆめ」へ広がります。誰かへ送った応援が歌う側にも返ってくる——エールが行き交う関係そのものが、この歌のかたちです。

気になる言葉を選んで、開いてみてください。

「エール」作者の説明
送る声と、届く声作者は、送るエールと届くエールの両方をこの曲の中心に置いたと説明しています。大声だけでなく、そばにいること、待つこと、受け取った声を次へ渡すことも、エールに含められます。
歌い比べ「このエールは、遠くへ送る声? 近くの相手へ渡す声?」自分に返ってくる声もふくめて、届け先を変えて歌い比べます。
「夢の応援合戦」作者の説明
勝ち負けのない合戦作者は「きみとぼく」から「ゆめとゆめ」へ広げる構造を説明しています。勝敗を決める合戦ではなく、応援を送り合うほど声が増えていく関係として読めます。
歌い比べ「競い合う勢い? 支え合う温かさ?」声が交差する楽しさも試して、クラスの「合戦」の音色を選びます。
「チャレンジ」
言葉の可能性成功へまっすぐ進むことだけでなく、試してみる、助けを求める、休んでまた始めることも「チャレンジ」に含められます。
歌い比べ「前へ押す声? 不安も少し入った声?」相手の歩幅を待つような歌い方も試します。
「となりにいるよ」
言葉の可能性同じ行動を求めるのではなく、少し離れたところから見守ることも「いる」に含められます。応援のいちばん静かな形かもしれません。
歌い比べ「近くでちいさく」「会場ぜんたいへ」「語尾を長く残して」など複数の歌い方で、距離感の違いを聴き合います。
「ちいさな このむね」作者の説明
応援する側が変わる作者は、誰かを応援すると自分の胸のほうが熱くなる感覚を説明しています。声を送っているはずの自分が、力をもらう——双方向性の入口になる言葉です。
歌い比べ胸の内側へ向ける声から、「あつくなる」へ少しずつ開く歌い方と、変化を付けずに率直に歌う形を比べます。
「ハートからハートへ」作者の説明
気持ちの通り道応援の流れをつくる中心の言葉です。一人の気持ちが別の人へ移り、そこで終わらずにさらに動いていく経路を示します。
歌い比べ一方向に送る/声部の間で受け渡す/客席もふくめて広げる、など複数の歌い方を試します。
「ファイト!」楽譜の注記
合図としての掛け声サビの休符に応答として入り、楽譜には「ファイト隊」を作ると盛り上がる旨の注記があります。相手を急かす命令にも、拍を共有する合図にもなりうる言葉です。
歌い比べ鋭く短く/明るく弾ませて/相手を包む音色で。届け方によって、主旋律の聞こえ方がどう変わるか聴き合います。
「ひびきあう」
「こだまする」
「あふれだす」作者の説明
三段階で広がる動詞応援が段階的に広がっていく3つの動詞として整理されています。声が出会い、返ってきて、収まりきらずに外へあふれていく順序です。
歌い比べ3語を同じ強さで/少しずつ広く/音量は変えずに音色だけ変えて。どれがいちばん「広がって」聞こえるか比べます。
「きみとぼく」
言葉の可能性最初の応援は、大勢ではなく、具体的なふたりの関係から始まります。顔の見える相手がいるから、声に体温が乗ります。
歌い比べ特定の相手を思い浮かべて歌う形と、声部同士が向き合う形。「きみ」と「ぼく」を同じ重さで置けているか聴きます。
「ゆめとゆめ」作者の説明
個人から夢どうしへ作者は、最後に個人同士の応援から、複数の夢を照らすエールへ広げたと説明しています。夢の中身はそろっていなくていい——異なる願いが互いを支える関係として読めます。
歌い比べ大きく開いて歌う形と、異なる声の色をあえて残す形。「と」をていねいに置いて、つながりを聞かせます。
AI Picture Story学校での取り組み例

AIと対話しながら、
歌詞から生まれた物語を一枚の絵に

こなっしー先生(小梨貴弘先生)
AIはたくさんの案を出してくれます。でも「これだ」と選ぶのは、歌を聴いた自分の心。友だちと絵がちがうほど、面白いんです。── こなっしー先生
この場所には、これからこの歌の一枚絵(子どもたちや先生の作品例)が並びます。
学校では、こんな形で取り組めます
INDIVIDUAL

一人ひとりの物語をつくる

心に残った歌詞を選び、自分が思い浮かべた主人公、風景、色をAIとの対話で一枚絵にします。完成した絵の違いが、そのまま歌の受け取り方の違いになります。

GROUP

グループで場面を持ち寄る

歌詞を意味のまとまりに分け、一人一場面ずつ案を出します。なぜその構図や表情にしたのかを話し合い、最後に一枚の絵物語へまとめます。

CLASS

クラスに一枚を残す

学級で大切にしたい言葉を出し合い、担任や音楽の先生が対話をまとめます。運動会や音楽会のあとに、そのクラスだけの「エールがきこえる」を教室に掲示できます。

進め方の一例

聴いて、言葉を選ぶ

歌を聴き、心が動いた歌詞と、その理由を短く書きます。最初に自分で感じる時間を大切にします。

場面を言葉にする

誰が、どこで、どんな表情をしているか。浮かんだ色や光もAIへ伝えます。

案を比べ、話し合う

画像を作る前に場面案を読み、歌詞に合っているか、同じ構図が続いていないかを確かめます。

作って、直して、語る

一度作った絵を見て対話を続けます。最後に「なぜこの絵にしたか」を自分の言葉で伝えます。

ChatGPTへの最初の指示(プロンプト)例

合唱曲「エールがきこえる~夢の応援合戦~」を聴いて、心に残った歌詞と、そのとき浮かんだ場面をまとめました。この曲を五〜八場面の一枚絵にする案を考えてください。各場面について「歌詞の意味」「絵にする瞬間」「人物の表情」「色と光」を提案し、画像を作る前に私へ確認してください。私の解釈を大切にし、違う考えを勝手に決めつけないでください。
大切にしたいこと:AIの提案をそのまま正解にせず、歌を聴いた自分の感じ方を中心にします。画像内の歌詞は間違うことがあるため、最後は原文と一文字ずつ照合します。学校や自治体の生成AI利用ルールに沿って行ってください。
Teaching Tips指導のコツ
ともちゃん先生
ぜんぶ一度にやらなくて大丈夫。クラスに合いそうなものを、今日はひとつだけ試してみてください。── ともちゃん先生

9〜24小節:歌詞を片方ずつ整える

1番のことば→2番のことば→Swing→音程、の順で。同じ旋律に載る語数の差を、先に理解してから歌います。

21〜25小節:Dへ戻る音を先に取る

色の変わる和音(B♭M7→C7)を聴いてから、各声部の25小節の開始音だけを取り、前後をつなぎます。

25〜31小節:「ファイト!」は休符へ入れる

主旋律→応答→手の合図→小さい音量で重ねる、の順。勢いよりタイミングをそろえるのが先です。

31〜42小節:2回目の飛び先を固定する

31小節→41小節→42小節の移動だけを先に練習してから、全体へ戻します。道順が身につくと迷いません。

50〜57小節:最後の声を二段階で作る

「フレー」の和音→「エールがきこえる」を重ねる→フェルマータ→全員の「ファイト!!」。順番に積み上げます。

Curriculum指導要領に沿ったポイント
フルティ先生(古川敏子先生)
指導要領って堅そうに見えるでしょ?でも、そこさえ押さえておけば、あとは自由なのよ。根拠を持って歌えることが、子どもの自信になるの。── フルティ先生

「エールがきこえる」は、呼びかけとこたえ、声部の役割、反復の中の変化を通して、応援の気持ちと音楽の仕組みを結び付けやすい教材です。

学習指導要領の言葉で表すと

呼びかけとこたえを聴き合いながら、エールが行き交う表現をつくれる合唱曲。

Swingの拍、主旋律と「ファイト!」の応答、長い「フレー」と動く声部、1・2番括弧の反復、「とどけ」から「きこえる」への歌詞の変化が、表現を選ぶ手がかりになります。感じたことを話し、歌って試し、聴いて選び直す学習を組み立てられます。

知識・技能

Swingの拍と、声部の役割を理解する

はねる拍の流れ、反復と括弧の道順、主旋律と応答、unis.とdiv.の違いを聴き取り、自分の役割を保って歌います。

この曲で見取れる姿:「ここは主旋律を聞かせる場所だから、ファイトは短く」など、役割を理由つきで説明しながら歌える。

思考・判断・表現

エールの届け方について、思いや意図をもつ

応援の送り手と受け手の関係を、音色・強弱・和音・声部の重なりと結び付け、「ファイト!」や「フレー」の届け方を選びます。

この曲で見取れる姿:「最後は『エールがきこえる』だから、包む音色にしたい」のように、歌詞の変化と表現を結び付けられる。

主体的に学習に取り組む態度

参加の形を選び、互いの応援団になる

主旋律、応答、長い保持音、合図、聴く役割から自分の参加方法を選び、相手の声を受け取りながら全体の響きをつくります。

この曲で見取れる姿:ファイト隊の音量やタイミングを仲間と相談し、主旋律の言葉が聞こえるか確かめている。

〔共通事項〕×「エールがきこえる」対応表
〔共通事項〕の視点楽譜・歌詞にある手がかり授業で行うこと深まる学び
音色・強弱強弱記号が少なく、言葉・保持音・声部数で変化する。「ファイト!」と「フレー」を複数の音色・強さで歌い比べる。同じ言葉でも、音色と相対的な強弱で関係の聞こえ方が変わる。
リズム・フレーズ♩=135のSwing、休符へ入る応答。主旋律の休符を手で示し、応答だけを重ねる。休符もコール&レスポンスを作る大切な時間だと分かる。
音の重なり
縦と横との関係
主旋律、「ファイト!」、「フレー」、「エールがきこえる」。一つずつ声部を加え、何が前に聞こえるか確かめる。重なりが、応援する側と受け取る側を同時に表すことを理解する。
反復・変化1・2番括弧、3つの動詞、サビ末の言葉の差。同じ旋律の1回目・2回目・最終回を聴き比べる。反復の中で歌詞と役割が段階的に変わる仕組みを捉える。
調・和音の響きニ長調と、21〜25小節の色の変わる和音。3つの和音を聴き、サビへ戻る感じを言葉にする。主調の外の和音が、サビへの期待を作ることに気づく。
速度・拍♩=135、4分の4拍子、長い「フレー」。4拍を保ったまま、速い言葉と長い音を交替する。同じ拍の中に、細かな動きと長い保持を共存させられる。
題材名・題材の目標例

題材名の例

呼びかけとこたえを聴き合い、エールが行き交う合唱表現をつくろう

対象の目安:小学校中学年以上。全校合唱では「ファイト!」の分担から参加できます。学年・実態に合わせて扱う範囲を調整します。

題材の目標例

  • 曲想と音楽の構造、歌詞の内容との関わりを理解し、はねる拍と自分の声部の役割を保って歌う。
  • 呼びかけとこたえ、音の重なり、反復と変化を聴き取り、歌詞から感じ取ったことと関わらせ、どのように歌うかについて思いや意図をもつ。
  • 仲間と役割を交代しながら聴き合い、互いの表現のよさを認め、全体の響きをよりよくしようとする。

根拠資料:文部科学省 「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 音楽編」 歌唱、〔共通事項〕、歌唱教材選択の観点(対象学年の節を参照)。ここに示した題材目標・活動は本曲用の提案例です。各学校の年間指導計画と子どもたちの実態に合わせて調整してください。

Difficulty Mapこの曲の難所マップ
大志くん
つまずく場所は、だいたいみんな同じなんです。先にわかっていれば、怖くない。ひとつずつ越えていきましょう!── 大志くん
9〜16小節
A
楽譜上の難所1番・2番で語数が違い、Swingの休符のあとへ子音を置く。
練習順1番だけ読む→2番だけ読む→休符で吸う→長短を付けて旋律へ戻します。
17〜24小節
B
楽譜上の難所速い同音反復と、変化和音の上の音程が続く。
練習順ことばを一定の高さで読む→同音反復だけ歌う→21〜24小節の開始音を鍵盤で取る→通します。
25〜31小節
サビ前半
楽譜上の難所主旋律と「ファイト!」が交差し、応答が早すぎると歌詞を覆う。
練習順主旋律だけ→応答だけ→休符で手を上げる→音量を半分にして重ねます。
32〜41小節
くり返しの道順
楽譜上の難所長い1番括弧のあと9小節へ戻り、2回目は31小節から41小節へ飛ぶ。
練習順進行を色分け→指さしでたどる→ピアノだけで通す→歌詞の最終語を言って移動します。
33〜40・50〜57小節
「フレー」
楽譜上の難所長い保持音の間に別声部が動き、音程と息が下がりやすい。
練習順和音を短く取る→4拍ずつ伸ばす→動く声部を聴く→ブレス位置を決めます。
42〜49小節
最終サビ
楽譜上の難所「きみとぼく」が「ゆめとゆめ」に替わり、div.の和音が増える。
練習順歌詞だけ比べる→各声部の和音を止めて取る→「ゆめとゆめ」の母音を合わせる→前後を通します。
全体
ピアノ
合わせの難所Swingの低音、色の変わる和音、反復の出口、終結のフェルマータを支える。
練習順左手の拍→右手和音→21〜25小節→31〜42小節→50〜57小節を歌と合わせます。
Teachers' Practice先輩先生の実践
天野朝代先生
先生方の小さな工夫が、となりの学校の宝物になります。この歌の実践、ぜひ聞かせてください。── 天野朝代先生
この場所には、これから先輩先生方の実践(歌い方・場の工夫・子どもたちの姿)が並びます。

実践者募集

この歌を授業や全校合唱で扱ってくださった先生、ファイト隊の分け方や体育館での歌い方など——ほかの先生にもシェアできる工夫をお持ちの先生、ぜひご連絡ください。集まり次第、この場所に掲載していきます。

実践・資料を送る

ボタンでメールが開かないときは、こちらへ:yuge@mbfc.or.jp

Story作者の言葉
ゆげちゃんと旅ワンくん
この歌が生まれるまでのこと、すこしだけ話させてください。── ゆげちゃん

これは、体育館で全校のみんなが声を合わせて歌える、応援団の歌です。

書きながら一番大切にしたのは、「応援する人も、じつは応援されている」という気持ちでした。誰かを一生懸命に応援していると、不思議なことに、ちいさなこの胸のほうがあつくなってくる。声を送っているはずなのに、いつのまにか自分が力をもらっている。みなさんにも、そんな経験があるでしょうか。送ったエールが、めぐりめぐって自分のところへ返ってくる——僕は、応援はそんなふうに行き交うものなのかなと思っています。その双方向のあたたかさを、説明ではなく歌そのもので感じてもらえたら——そう願いながら、この曲を作りました。

だから、サビはみんなで掛け合う形にしました。「フレー フレー フレー!」「(ファイト!)」。声と声が重なり、ぶつかり、響き合っていく。歌っているうちに、誰が応援する側で誰が応援される側なのか、その境目がそっと溶けて、その場にいるみんなが、おたがいの応援団になっていたら——そんなことを思いながら書きました。

そして、聴いていただきたいのがサビの最後です。1番のサビの結びでは、そっと「エールよとどけ」とコーラスが歌います。誰かのために、声を送り出す瞬間です。けれど最後のサビでは、それが「エールがきこえる」へと変わります。送った声が、今度は届く声になって返ってくる。送る声と、届く声。その両方が、一つの歌の中にちゃんと収まっているのです。

サビの言葉も、歌い進むにつれて少しずつ大きくふくらんでいきます。はじめは「きみとぼくの」応援合戦だったものが、終わりには「ゆめとゆめの」応援合戦になる。ひとりとひとりの応援が、やがてたくさんの夢を照らす大きなエールに広がっていく。そんな景色を、子どもたちの歌声で描けたらと思いました。

この曲は、2011年に作った「Dream & Dream」の精神を受け継ぐ歌として書きました。夢に向かって挑戦する人がいて、その背中をみんなで押す。押された人が、今度は誰かの背中を押す。そうやってエールがつながっていく輪の中に、歌う人も、聴く人も、先生も、みんなが入っていけたら嬉しいです。

子どもたちが歌うとき、仲間と声を重ねるとき、その歌が、これからの挑戦や、誰かを応援する気持ちに、そっと寄り添えたら嬉しいです。聴いてくださる大人の方の胸にも、なにか灯るものがあれば、こんなに嬉しいことはありません。よかったら、体育館いっぱいに、ありったけの声を響かせてみてください。

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Credit収録
詞・曲
作詞・作曲:弓削田健介
第一章 歌でつながろう!全校合唱のうた
録音
むさし野ジュニア合唱団「風」(指導:前田美子)