ミュージカル「図書館で会いましょう」で、初めて、脚本を書きました。旅をして感じたことを「歌」だけに込めることに限界を感じていたのですが、「脚本」という新しい表現方法を得たことは創作活動の幅が一気に広がり、ワクワクしながら毎日を過ごしました。
「図書館で会いましょう」では、本や図書館の素晴らしさを物語に詰め込むだけなく、「いじめ」を乗り越えていく主人公やその仲間たちの姿を描きました。佐賀市の東島教育長がミュージカルを観に来てくださり、教育者の視点で、嬉しい感想を「教育長だより」に書いてくださったことは、大きな自信になりました。次の作品は「不登校」をテーマにしたものを書こうと考えています。
九州の子どもたちと共に、脚本と音楽、そして、どこに住んでいる子どもたちでも再現が可能になるような映像教材を創作していきます。12年間お世話になっているティーンズミュージカルSAGAや、立ち上げに関わった多久ミュージカルカンパニー、そしてこれまで出会った九州の素敵な児童合唱団の力も借りながら、全国の教室で再現できるようなミュージカルや、歌を創作していき、子どもたちの健全育成のお手伝いができたらと考えています。