全国を旅して 出会いを音楽に変える

平和学習の歌|合唱曲ピース「広島生まれの平和ソングス」特設ページ

新しい平和の歌が生まれました。

広島県音楽教育研究会から生まれた、3曲の平和ソングスをご紹介します。歌詞のもとになったのは、広島市立 原小学校の子どもたちのアンケートです。いまを生きる子どもたちの平和への想いが、歌になりました。

1曲目「Orizuru」

歌いごたえのあるメイン・テーマ

Orizuru(歌詞)

(1番)
いろとりどりの
やわらかなつばさ
いためたこころを
だきしめるそら

かなしみとよろこびの
きょうかいせんで
たからもの みつけたよ
にくしみというぶきをすてた
あいとあいの あくしゅ

ああ(Orizuru)ときをこえて
ねがいをとどけて
ゆるしあえるゆうき
つばさにかえて
せかいをかける かぜになれますように

(2番)
かことみらいをつなぐ
すいへいせんで
おくりもの つむごうよ
きぼうのはねに いのりこめて
あした わらう きみへ

ああ(Orizuru)にじをこえて
ねがいをとどけて
しんじあえるつよさ
つばさにかえて
なみだをぬぐう かぜになれますように

ああ ときをこえて
ねがいをとどけて
ゆるしあえるゆうき つばさにかえて
せかいをつなぐ かぜになれますように

Fly to the sky Orizuru
ひとりからひとりへ
Fly to the sky Orizuru
すべてのこころへ

作詞・作曲:弓削田健介


(許諾番号9020135001Y38029)

作者より

折り鶴は平和の象徴として、世界中の人々に親しまれています。広島平和記念公園内に築かれた「原爆の子の像」を取材した際、世界中から届いた千羽鶴と共に、様々な言語で書かれた「平和を望むメッセージ」に出会いました。折り鶴が世界をつなぐ役割を果たしていることを感じ、タイトルをローマ字の『Orizuru』としました。

2曲目.へいわのたね

やさしく、取り組みやすい愛唱歌

へいわのたね(歌詞)

(1番)
まぶしいあさのひかり
かぜにゆれるはなびら
せせらぎにあそぶそら
みどりたたえるまち

うつくしいぼくらのふるさとを
かけがえのないへいわを
にくしみや おそれが
こわしてしまわぬように

へいわのたねを ちいさないのりを
たいせつに そだてようよ
ともしびを まもるように

このこころに
いのちいっぱい きぼうのはな
ひらきますように

(2番)
かがやくきみのえがお
つないだてのぬくもり
まごころはこぶことば
ひびきあううたごえ

きみとめぐりあえたしあわせを
ともにいきるよろこびを
へんけんや いじめが
なみだにかえないように

へいわのたねを ちいさなひかりを
ひとりずつ ひろげようよ
たからもの わけあうように

せかいじゅうに
えがおいっぱい へいわのはな
ひらきますように

やさしさでみんなをつなげるんだ
あたらしいじだいのこどもたち

へいわのたねを ちいさないのりを
たいせつに そだてようよ
ともしびを まもるように

せかいじゅうに
えがおいっぱい へいわのはな
ひらきますように

作詞・作曲:弓削田健介


(許諾番号9020135001Y38029)

作者より

1番も2番も共通して、すぐそばにある「平和」を再認識するために美しい景色や人々を描く歌詞 A からはじまります。B から不安な和音と共に「いじめ」「へんけん」「にくしみ」「おそれ」などの平和を壊すきっかけとなる言葉を語り、対比構造としています。サビとも言われる C・D で、自分たちが「平和のたねを育てていく」という決意へ展開していきます。

3曲目.Beautiful peace

楽しいリズムで踊りながら歌おう!

Beautiful Peace(歌詞)

(1番)
「ありがとう」で
心が満たされるとき
空の色は そうPeaceful Blue

たくさんの優しさに彩られて
たくされた 平和の祈り

かけはしになるため
もっと 語り合いたい
かけがえのない この宝物
大切にしたいから

Beautiful Harmony
違い 認めあえるとき
平和の歌が 生まれている

Beautiful Peace
創る鍵はそう
君と Smile & Joy

(2番)
「愛してる」で
過去を許しあえたなら
心の海も Peaceful Blue

ていねいに折り上げた羽のように
やわらかく 抱きしめよう

なみだ越えるために
もっと 学びあいたい
悲しみのない 未来描いて
一緒に踏み出そうよ

Beautiful Harmony
願い 重なりあうとき
平和の鐘が 遠く響くよ

Beautiful Peace
創る鍵はそう
君と Believe & Love

あやまちを繰り返さないように
平和の願い込めて歌おう 君と
笑顔と喜びで
世界をつなごう

作詞・作曲:弓削田健介


(許諾番号9020135001Y38029)

作者より

2014 年、若田光一さんが日本人で初めて国際宇宙ステーションの船長に就任しました。 様々な国から集まった、個性豊かな宇宙飛行士のリーダーとして、「和の心を大切にして 相手を思いやり、調和からベストな結果を生み出したい」と力強く語りました。「和声=ハー モニー」は長い歴史の中で日本人を現す象徴的な言葉です。その 5 年後の 2019 年、日本は新しい元号「令和(Reiwa)」を発表し、その英訳を「Beautiful Harmony」としました。 この歌のサビの歌詞は「Beautiful Harmony 違い 認めあえるとき(2番:願い 重なり あうとき)平和の歌が 生まれている(2番:平和の鐘が 遠く響くよ)」です。今を生きる子どもたちへ「世界とつながりながら、平和を創っていくリーダーになってね」という願いを込めました。

歌うことで、平和について考えるきっかけを

広島市小学校教育研究会音楽科部会 川口万里先生

令和3年度第58回広島県小学校音楽教育研究大会(広島市大会)において、広島発の新しい平和の歌「広島生まれの平和ソングス」を発表させていただきました。

弓削田さんが何度も広島に足を運び、広島の子ども達との交流をとおして生まれた新感覚の合唱曲です。3曲とも曲想の違う、弓削田ワールド全開のソングスは、美しく覚えやすいメロディと小さな子ども達にもわかりやすい歌詞でできています。

歌えば歌うほど味わい深く、戦争と平和という重いテーマについて、おのずとその意味を掘り下げて考えたくなります。

「歌うことで平和について考えるきっかけが自然に生まれる」その意義深さはもちろんのこと、考えをより深める手がかりが歌詞にたくさん散りばめられているところも貴重であるといえます。

これからの新しい未来を切り拓く子ども達が、このソングスを歌い継ぎながら、平和について考えを深め、実践する力をはぐくんでいってくれることを心から願っています。

明るく、楽しく、美しい「平和のうた」

「東野コンブリオ」指揮:佐々木敦子(広島市東野小学校)

みなさんの学校では、平和学習は行われているでしょうか。平和の歌は歌っていらっしゃいますか。

広島市では「ひろしま平和ノート(広島市教育委員会作成)」という教材や学校独自の教材により、市立学校全てで平和学習に取り組んでいます。毎年夏になると平和集会を行い、その中で平和の歌に取り組む学校も多くあります。

これまでの原爆を題材とした歌は、重厚なイメージのものがほとんどでした。被爆から70年以上も経った現代の小学生が、原爆に対する怒りや憎しみに共感をもって意欲的に歌うことは簡単なことではありません。

最近では、平和で幸せな世界を求めた歌ではあるけれども、戦争や原爆の悲惨さが前面に出ていない、おだやかでやさしい曲が歌われるようになりました。しかし、小学生向けのそのような曲は数が少なく、歌い尽くした感もあり、私たち音楽科教員は毎年行われる平和集会での選曲に困っていました。

そんな中、広島市小学校教育研究会音楽科部会では、被爆75周年にあたり、弓削田健介先生に平和の歌の作曲をお願いしました。子どもたちが喜んで歌う歌を数多く手がけておられるからです。

広島まで何度も足を運び、取材を重ねながら作曲していただいた新しい平和の歌「広島生まれの平和ソングス」は、これまでの平和の歌にはない、明るく楽しく美しい音楽です。

「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」(論語より)

これは、「詩を学んで言葉を豊かにし、人を尊ぶための礼儀作法を身につけ、音楽によって心を養うことの積み重ねによって素晴らしい人となれるのだ」という意味です。

私たち音楽科の教員は、心に響く歌をいつも探しています。深い意味が込められた歌詞に美しい旋律とハーモニーがつけられた歌には、歌う喜びを味わえる魅力だけでなく、生きていく上での大切な学びが含まれており、大きな価値があるからです。子どもの頃に覚えた歌は、生涯忘れることはありません。大人になって、ふと小学生の時に歌った歌を思い出したら、歌詞の意味をより強く深く味わってもらえることでしょう。

この「広島生まれの平和ソングス」は、それにふさわしいすてきな曲集です。曲自体が心地よいので歌うだけでも十分満足できるのですが、歌うことによって、さらに平和について考えたくなるに違いありません。たくさんの子どもたちがこの曲集を歌い、平和な世界を求めて行動できる人でいっぱいになることを願っています。

広島市立原小学校の取組から

広島市立原小学校 高木米子先生

この度、弓削田さんが広島市の子どもたちのために新しい平和の歌を3曲つくってくださいました。原小学校の子ども達のアンケートをもとに生まれた歌は、どの歌も平和への想いがたくさん詰まっている言葉に溢れていました。新しい平和の歌は子どもたちにとって特別な歌になりました。キーワードは「平和」「言葉」「伝える」。

  全校音楽は、「なぜ平和の歌を歌うのでしょうか」という問いかけからの取り組みでした。それは「平和を想う」ことでした。広島市の小学校ではどの学校も平和教育を毎年行っています。「平和の想い」を繋いでいくことは、広島の子どもたちの使命だと思います。

歌に込められた弓削田さんの想いを、しっかりと受け止めることから始めた全校音楽。どんな歌い方にすれば想いが伝わるのか。「言葉」の意味を考えることで、今自分たちに出来ることは何か。平和の言葉に旋律をのせて、強く深く平和への願いを込めて、原小学校から広島から平和を発信できればと願っています。

「Orizuru」参考資料

ダンス振付動画

手話うた動画

指導にあたって

佐々木敦子先生より

平和のシンボル、折り鶴。広島の子どもたちはみんな、被爆から10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんのお話を知っています。広島市の多くの小学校では、毎年、学校ごとに千羽鶴を折って、平和記念公園にある「原爆の子の像」へ献納しています。

禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子供たちの霊を慰め、平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で「原爆の子の像」が建てられました。禎子さんのお話は、数々の児童書や教科書の副読本を通じて紹介され、世界中で多くの子どもたちに読まれています。

この「Orizuru」は、「ゆるしあえるゆうき」を折り鶴にたくして世界をつないでいくという、力強くて格好良い曲です。「歌いだしの“いろとりどりの やわらかなつばさ”とは、何のこと?」と子どもたちにたずねてみました。すると、「折り鶴」のほかに、「人種や個性のことをつばさの色にたとえている」「一人ひとりちがうつばさをもっているということ」「みんなちがう色をしたつばさをもち、それぞれの心の傷の理由もちがうということ」などの解釈が返ってきました。平和への願いを世界に届ける役割を受け持つのは、Orizuruでもあり、私たち一人ひとりでもあるのですね。私たちにできることは、まずは知ることです。そして自分ができることを見つけていけばよいのではないでしょうか。平和の歌を歌うのもその一つですね。平和への願いを歌声にのせて、空高く羽ばたかせましょう。

【前奏】
1~2小節は、上空を見上げるイメージです。ピアノの右手は、太陽の光がきらりと輝き、風が吹いていく様子を、左手の上行する16分音符は折り鶴が高く羽ばたく様子といったところでしょうか。3小節4拍目から、視線は次第に地上へと降りてきます。2小節4拍目はペダルを外します。3~4小節は、リズムを立てる感じで弾きます。

【A】
この曲のオープニングです。4小節を一つのまとまりとしてとらえ、音色の統一に気を付けながら、ユニゾンを美しく歌います。10小節の「を」は、突出しないようにそっと。

【B】
音楽が動き出します。主旋律がアルトの部分は音域が低めですが、ソプラノへの主旋律の受け渡しが自然に聴こえるように、アルトは高音域の声の響きを意識した音色を心がけます。言葉がたくさん詰め込まれていますが、聴き手に言葉を届けることを意識して、あわてず、丁寧にはっきりと発音を。転調に向かうピアノの音に、平和な明るい未来への希望とエネルギーを感じて。

【C】
ソプラノとアルトのかけ合いが心地よい部分を経て、小さな山場を迎えます。ピアノは折り鶴が遠くへ遠くへと飛んでいる様子が感じられます。21~24小節のソプラノは願いが世界に届くように、のびのびと。「ゆるしあえるゆうき」「しんじあえるつよさ」は、この曲のキーワードでもあり、未来を担う子どもたちへのメッセージでもあります。歌詞の意味を十分に話し合い、言葉に思いをのせて、丁寧に歌います。「つばさにかえて」の部分は、あふれてくる感情を3連符で表現したいものです。かと言ってリズムを意識するあまり、言葉が不自然にならないように気を付けてください。(ちなみに3曲を通して、3連符はこの26小節と39小節にしか登場しません。)

ピアノの右手16分音符は、光が降り注ぐイメージです。キラキラした音になるように。左手は、バスを響かせながらシンコペーションのリズムを刻みます。間奏では、29小節から31小節に向かって高揚感をもってクレッシェンドをします。折り鶴が力強く空へ飛んで行く姿をイメージしながら、30小節の3連符はテヌートを付け、31小節2拍目のリズムはきっぱりと弾きます。

【D】
全体的に音域が高くなり、さらにテンションが上がります。【D】の後半に向かってだんだんと気持ちが高ぶっていき、ソプラノが1オクターブの跳躍する「つばさにかえて」で爆発します。ソプラノ36小節3・4拍目の音程に気を付けてください。「せかいを」「かぜに」の跳躍音程は、言葉が不自然にならないように。

【E】
ピアノの音型が変わりました。折り鶴が空へ高く羽ばたいて行くようです。高ぶった感情を少し抑えて、二声のかけ合いを味わいながら進みます。アルトが主旋律の「ひとりからひとりへ」は、ソプラノが優しく包み込むように。最後の「Ah」に向かって、「すべてのこころへ」にクレッシェンドをかけます。

自分が感じたこと、学んだこと、考えたこと、平和への祈り、誓い、すべての思いを込めて、世界中に平和への願いが届くように、力強く歌い上げて締めくくります。

「広島生まれの平和ソングス」は、3曲ともアルトが主旋律を受け持つ部分があります。共通して言えることは、何度も二部合唱の音源を聴いているとソプラノの旋律が耳に残ってしまい、肝心のアルトの主旋律部分の音がつかみにくくなってしまうことです。練習に取り組む時には、最初に主旋律をおさえておくことが大切です。

執筆協力(ピアノ演奏に関して)
広島市立原小学校 教諭 峯永 志保

作曲家より

イントロ

最初の2小節は、サビのはじめと同じメロディを弾いています。

一番最初に伴奏が歌を引っ張っていく決意のような「気持ち」を込めて弾いてほしいところです。伴奏者はこれから始まる音楽を作るうえで、もっとも大切な一人です。歌う人たちも、伴奏をただなんとなく聴くのではなく、伴奏者の想いがこめられた音楽のバトンを受け取るような気持ちで、最初の一言を歌いましょう。4小節目の最後のレドは歌に合図をするようにハッキリ弾きましょう。

A
いろとりどりの
やわらかなつばさ
いためたこころを
だきしめるそら

という歌詞になっています。

 「いろとりどりのやわらかなつばさ」からは千羽鶴を連想する人が多いでしょうが、それだけが答えではありません。「いろとりどり」という言葉だけで、僕たちの個性のことを言っているようにも聴こえますし、「やわらかな」という言葉は新しい、という連想もできます。

 例えば「柔らかい葉っぱ」は「若い葉っぱ」だったりします。「やわらかい発想」は頭が固くない発想、つまり「わかいみんな、歌っている子どもたちのことかもしれません。

このように「やわらかな」というたった一つの言葉から連想されるものは、たくさんあります。みんなで話し合って、イメージを揃えて歌うのか、それともそれぞれのイメージを浮かべて個性を混ぜあって歌ったほうがいいのか。先生と話し合ってください。

 次に「いためたこころ」ですが、ひらがなで書いています。漢字にすると「痛めた心」「悼めた心」などに変換ができ、イメージが広がりますね。平和をテーマにしたこの曲こそ、みんなで話し合って、想いを共有しながら歌うことが大切だと思ったので、歌詞をひらがなにしました。

 同じように、音符につけている強弱記号やスラーなども、本当はまったく書かずにお渡しして、みなさんでどんなふうに演奏するかディスカッションをしながら音楽を作ってほしかったのですが、音楽の時間もそこまでたくさん取れない昨今ですし、「まったくないと困ってします」という声もいただいたので、「とりあえず」のアーティキュレーションをつけています。

 あくまでも「参考程度」にしてください。決して縛られずに、自由な発想で、先生と子どもさんで決めていってください。「ここにフォルテが書いてあるから、作曲家の意図を汲み取って絶対にフォルテにしなさい」みたいなことがないようによろしくお願いします。


かなしみとよろこびのきょうかいせんで
たからものみつけたよ
にくしみというぶきをすてた
あいとあいのあくしゅ

 にくしみ、ねたみ、こだわり、かこのわだかまり・・・りょうていっぱいにかかえていたら、あたらしいともだちや、すきなひとと、あくしゅができません。なにかをだきしめようとおもったら、なにかをてばなさないといけないのとおなじです。

かなしみと過去、よろこびと未来。1番と2番は、つながっています。

 2016年にアメリカのオバマ大統領(当時)が広島を訪問しました。

 日本原水爆被害者団体協議会の代表委員、坪井直さんは、オバマ氏の差し出した右手を握ったまま約2分間、「核なき世界の実現に向け、一緒に取り組みましょう」「恨みを乗り越え、人類のために共に頑張りましょう」などと、言葉を交わしました。話している間、ずっと続いていた握手は、坪井さんが話をするたびに手を握る力が強くなったそうです。

 被爆者で、原爆で亡くなったアメリカ人捕虜を調査し、遺族に伝えている活動をしている森重昭さんが「大統領に会えて嬉しい」と伝えると、オバマ氏は森さんを抱きしめました。

 歌詞の「あくしゅ」から、そのような光景を思い出す人もいるかもしれませんね。しかし「あいとあいのあくしゅ」は、僕たちの日常の中で、教室や職員室、家庭の中で行われている、「みとめあい」「ゆるしあい」であるということをつたえてください。

そもそも「あい」とは何でしょう。

「愛は人間という存在そのもの」という人もいますし「愛こそすべて」と歌うミュージシャンもいます。辞書でひいた「あい」だけではなくて、ひとりひとりが「あいとは○○だ」という自分らしい定義をしながら歌うことが大切だと思います。

1番 にくしみというぶきをすてた 
2番 きぼうのはねにいのりこめて

どちらも「こうなったらいいな」という「ねがい」「いのり」を込めるような歌詞ですので、大切にうたい初めて、サビのCに向かってだんだんとクレッシェンドすると、願いがひろがっていくような音楽になると思います。楽譜にもそう書きましたが、あくまでも一例です。力強い「願い」を表現したい場合は、17小節目はmfのまま歌っていいかもしれません。

1番 あいとあいのあくしゅ
2番 あしたわらうきみへ

 サビの前で言葉とメロディがかさなりあいながら「緊張感」が高まっていきます。サビでⅠ度の和音かつ高い音のメロディになり、開放されたような雰囲気となります。

 子どもさんの声や思いを思い切り開放できるよう(おりづるが空に舞うように)工夫してください。

C

Orizuru ときをこえて
ねがいをとどけて
ゆるしあえるゆうき つばさにかえて
せかいをかける かぜになれますように

Orizuru にじをこえて
ねがいをとどけて
しんじあえるつよさ つばさにかえて
なみだをぬぐう かぜになれますように

ああーと高い音で歌っているソプラノだけなくOrizuruと歌うアルトさんも、主役です。しかし主張しすぎず、ぶつかりあうのではなく、まざりあってください。

「おりずる」ではなくて「Orizuru」となっています。Art(合唱などの音楽やOrizuruなどの造形物)は言葉を越えて、国境を越えて17~20小節で描いた想い(理想)を「世界中」に広げてくれる、平和の大使です。

※折り鶴が平和の象徴となったのは、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんが由来であると言われています。禎子さんは2歳のときに被爆し、12歳で急性白血病と診断されました。鶴を千羽折ると願いが叶うという言い伝えがあることから、平和を願い、薬の包み紙などを利用して鶴を折り続けたそうです。今では毎年、平和公園に世界中から千羽鶴が贈られています。

E
Fly to the sky Orizuru ひとりからひとりへ
Fly to the sky Orizuru すべてのこころへ

空高く舞い上がる翼の、背中を押すような風、そして輝く未来を彩る光のような、ピアノのフレーズに乗って、2つの旋律が絡み合い、遠く遠くに飛んでいきます。ソプラノ、アルト、ピアノがそれぞれを尊重し合いながら混ざりあり、途切れることなく、盛り上げ合いながら、最後の平和、平穏な和音を、力強い祈りを込めるように歌い上げてください。

弓削田健介

実践例(広島市立原小学校・東野小学校)

実践例(歌詞の理解を深めるために)

【Orizuru】解説資料 さだ子さんのおはなし

その他の参考動画(Orizuru)二部合唱・ピアノ伴奏・主旋律

「へいわのたね」参考資料

ダンス振付動画

指導にあたって

佐々木敦子先生より

歌詞がすべてひらがなで書かれた、やさしいやさしい歌です。歌詞の内容がストレートに伝わってきます。

歌詞の中には、「にくしみ」「おそれ」「へんけん」「いじめ」といった言葉があり、どきっとさせられます。普通、合唱曲にこのような言葉は使われません。子どもたちからも、「なぜ、良くない言葉が使われているの。」と質問が出ました。子どもたちにたずねてみると、次のような答えが返ってきました。

・平和が理想なら、「にくしみ」「おそれ」「へんけん」「いじめ」は現実だから。

・それが現実に起こっていることだから。それがなくなるように。

・平和とは反対のことをわかりやすくいっている。

・良くないことということを強調している。

・してはいけないことなんだ、ということを知ってもらうため。

「へいわのたね」をまくのは、誰でしょうか。「へいわのたね」を育てるのは、誰でしょうか。大人も子どもも「へいわのたね」をまいて育てていきましょう。

【前奏】
朝の光、やさしく吹く風、ゆれる花びら、輝く緑、光を反射する水面。自然の風景にあるキラキラとした輝きをピアノの音で表現します。

【A】
やさしく素直な、明るい声を心がけます。聴き手が歌詞の情景を思い浮かべることができるように、言葉を丁寧にはっきりと。裏拍からの歌い出しである「まぶしい」の「ま」は、暗い発声にならないように特に気を付けます。

【B】
音楽が動き出しました。歌は斉唱から合唱へ。最初はアルトが主旋律になります。ソプラノはアルトを浮き立たせるように音量を考え、やわらかな声で歌います。15~16小節のアルトの跳躍音は、音程とともに、言葉が不自然にならないように気を付けます。21~22小節のピアノの和音が、「にくしみ」「おそれ」「へんけん」「いじめ」といったことを起こさせたくない、という表現と感じながら、ピアノとともにクレッシェンド。

 ピアノは、左手がよく聞こえるように意識しながらシンコペーションのリズムを刻み、前へ前へと音楽を進めます。18小節の3・4拍目で少しクレッシェンド&デクレッシェンドをつけて膨らみを持たせます。19小節からは歌との音量バランスに特に気を付け、歌を消さないようにします。

【C】
ソプラノとアルトのかけ合いが印象的な部分。また、ピアノは前奏の旋律が奏でられており、ソプラノ・アルトとピアノの3つがそれぞれの旋律を歌い合う、美しい部分です。再びアルトが主旋律となるので、ソプラノは音量のバランスを考え、アルトの響きを聴きながら歌うようにします。どちらのパートものばす音を拍いっぱいに歌い、声の重なりを楽しみます。「ともしび」は、小さな明かり。「一人ひとりの心の中にある平和への思い」と,とらえました。意味を考えながら、丁寧に歌います。2番の歌詞「ひかり」は、Hをはっきり発音しないと「いかり」となってしまうので、ご用心。「ように」で、いったんフレーズをおさめます。

 30小節からのピアノの16分音符は、あまり強くならないように、歌を引き立てるように弾きます。31小節の2拍目は、歌のフレーズの終わりと始まりの両方が含まれています。歌をよく聞いて、歌と呼吸のタイミングを合わせるようにしましょう。

【D】
「このこころに」「いのちいっぱい」「きぼうのはな」と、1段階ずつ音量を上げていくつもりで。「はな」は、平和の花がつぼみを開いていく様子を想像しながら、ハーモニーをつくります。4度の跳躍音「な」の音程がはまらないと美しい和音の響きにならず、難しいところです。空間いっぱいにやさしい声が広がっていき、美しい声の花が咲くといいですね。

 1番かっこ36~37小節のピアノは、クレッシェンド&デクレッシェンドをつけて膨らみを持たせます。2番かっこでは38小節の4拍目をリズムをくっきりと強くひき、雰囲気をガラリと変えて【E】へとつなげます。

【E】
内側から湧いてくる静かな決意をもって。39~40小節はソプラノ、アルトがそれぞれ歌詞も旋律も異なります。ソプラノは16分音符をあせらずに歌い、アルトと拍を合わせるようにします。

【F】
43小節のピアノで、さらに音楽が大きく広がっていきます。やさしさでつながった新しい時代の子どもたちの和・輪が広がって、大きく地球を包んでいくイメージです。歌は【E】のエネルギーを保ったまま、3度のハーモニーを力強く歌います。「へいわのたね」は、テヌートをかけ、一音一音丁寧に歌います。ピアノは前奏の旋律を再び奏でており、歌とピアノがそれぞれを引き立て合う、感動的な部分です。

 ピアノは43小節3・4拍目でややrit.をかけ、4拍目の終わりを少しためる感じで弾くと、歌とのタイミングが合わせやすくなります。

【セーニョ~Coda】
1・2番より力強く。強弱記号を1段階ずつ上げるつもりで。「へいわのたね」をまく、「へいわのたね」を育てていく、やさしさでつながっていく。そういう人になっていくんだという決意を歌で表してください。最後のラララは、やわらかな声で空間を満たすようにして終わります。子どもたちの歌声で、空間そのものに平和が感じられると思います。

作曲家より

イントロ
サビの裏側で再登場するメロディです。歌詞の一言目「まぶしいあさのひかり」につながるように、朝焼けていく空から太陽の光がさしてくる「夜明けの音色」をイメージして弾いてください。

A
まぶしいあさのひかり かぜにゆれるはなびら
せせらぎにあそぶそら みどりたたえるまち

1番は、ほのぼのとした、平和な町の情景を歌っています。
この曲を作るきっかけになった広島の町を訪れ、美しい川のほとりを散歩しながら
この歌詞は生まれましたが、あくまでも「きっかけ」です。
歌ができたあと、口ずさむと浮かんでくるのは、
日本中旅をしてきた中で出会った、日本の美しいふるさとの情景です。
あなたの町にも、この歌詞とつながる風景があるはずです。
歌詞はBの「うつくしいぼくらのふるさと」につながっています。

かがやくきみのえがお つないだてのぬくもり
まごころにはこぶことば ひびきあううたごえ
2番は、たいせつな人(友達・家族・仲間)のことを歌っています。
Bの「きみ」につながっています。

メゾピアノだからといって音量と一緒に表情がくらくならないように、子音の発音に気をつけながら言葉をはっきりと歌い、聴いている人に情景を伝えてください。

B

1番 うつくしいぼくらのふるさとを かけがえのないへいわを
にくしみやおそれが こわしてしまわぬように

2番 きみとめぐりあえたしあわせを ともにいきるよろこびを
  へんけんやいじめが なみだにかえないように

15-18小節は、アルトパートが主旋律になっています。音量のバランスがちぐはぐになると、歌詞に集中できなくなってしまいます。ソプラノの音量が大きくなりすぎることがありますので、ここだけパート移動を行ってもいいかもしれません。
19小節目は、かげりのある和音を使っているので自ずと音がしずみます。音量を小さくしすぎなくていいと思い、強弱記号を書いていませんが、ぐっと暗くしたい場合は、弱く歌ってもいいかもしれません。先生方の判断におまかせします。ここには「にくしみ」「おそれ」「へんけん」「いじめ」といった言葉を当てはめています。和音の響きにまかせて、胸の中にもやもやする「違和感のある言葉」を語り、そのあとの希望への架け橋を、音楽的な工夫で作ってください。楽譜には「だんだん強く」という記号がついていますが、それは音量だけの問題ではなく、子どもさんたちとのディスカッションの中から生まれる平和への思いや決意などの力で「だんだん希望へ」、という意味にもとれます。Cの希みある言葉につないでいただけたらと思います。

C
へいわのたねを ちいさないのりを
たいせつに そだてようよ ともしびを まもるように

へいわのたねを ちいさなひかりを
ひとりずつ ひろげようよ たからもの わけあうように

言葉の追いかけっ子、言葉の交換をしながら、平和への思いをたしかめあうように、歌っています。音が揃うときの決意感が、みんなで話し合う「歌詞にどんな思いを重ねるか」によって強まっていると素敵に響くと思います。

※広島市にある平和記念公園には1964年に建てられた「平和の灯火」があります。ここに灯っている火は、1964(昭和39)年8月1日点火されて以来ずっと燃え続けており、「核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けよう」という反核悲願の象徴となっています。建立の目的は「水を求めてやまなかった犠牲者を慰め、核兵器廃絶と世界恒久平和を希求するため」。

D
このこころに いのちいっぱい きぼうのはな ひらきますように
せかいじゅうに えがおいっぱい へいわのはな ひらきますように

一番高い「ミ」の音に向けて、いったん音量を下げたくなる場面です。一つの基準として楽譜にもわかりやすいようにmp→mf→fと書きましたが、これが正解、というわけではないです。それぞれ工夫をしてください。大げさに音量を上げ下げするだけでなく、簡単な振り付けをすることで、聴いている人たちの心に音楽の花束を届けることができるかもしれません。

E
やさしさでみんなをつなげるんだ あたらしいじだいのこどもたち
(ゆるすことからはじめよう)

最後の盛り上がりに向けての架け橋部分です。「祈り」のような美しさから、自分たちが「平和」を創っていくんだ、という決意、勇気を歌い、F(43小節目)につないでいきましょう。

この曲は広島の先生方から「あたらしい時代の、あたらしい平和の歌を」というリクエストをいただき、こどもたちの言葉をもとに、作った歌です。集まったキラキラした言葉たちから「強さ」ではなく「やさしさ」で世界を変えていく、子どもたちの姿がうかびました。

弓削田健介

実践例(広島市立原小学校・東野小学校)

実践例(歌詞の理解を深めるために)

【へいわのたね】解説資料 

その他の参考動画(へいわのたね)二部合唱・ピアノ伴奏・主旋律

その他の参考動画ショートバージョン 二部合唱・ピアノ伴奏

「Beautiful peace」参考資料

ダンス振付動画

指導にあたって

佐々木敦子先生より

 軽やかでさわやかな曲です。戦争のない、平和な時代に生きている喜びをスウィングのリズムに乗って高らかに歌いましょう。歌詞は英語混じりでちょっぴり大人っぽいですが、小学生が歌うと、とてもかわいらしい感じになります。手拍子を入れたり、歌詞に合わせて振りを付けたり、ステップを踏んだりするのも楽しそうです。明るく元気に歌う子どもたちの姿そのものが、平和を象徴しているように感じられることでしょう。

 広島の平和記念公園にぜひお越しください。青い空に美しい緑、高く吹き上げる噴水、平和を学ぶために訪れた人々。とても美しい場所です。まずは勇気をもって広島平和記念資料館へ。見学を終えられたら、一層、風景が輝いて見えるのではないでしょうか。まさにPeaceful Blue、Beautiful Peaceです。

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【前奏】
ピアノは、スウィングのリズムが明確に表れるように弾きます。右手は前拍と後拍を切らないように、「ティータ ティータ」という感じで弾き、左手はマルカート、ペダルはつけません。7~8小節は、歌に渡す感じでデクレッシェンドします。

【A】
世界中に届くような、明るくのびのびとした声を心がけます。前奏でスウィングのリズムをつかみ、音楽の流れに乗って軽快に歌い始めます。「ありがとう」の「あ」が出遅れないように準備を。「ありがとうで」の「で」は、乱暴にならないよう、次のフレーズにつなぐつもりで。14小節は、リズムがすべらないよう、裏拍をしっかり感じて歌います(47小節も同様)。「Peaceful」は「ピースフォーゥ」と発音しました(fulがforと聞こえてしまわないよう、小さく「ウ」を入れます)。

 ピアノは、15~16小節で右手のリズムに合わせてペダルを踏み、少し膨らみを持たせます。「たくさんの」でデクレッシェンドします。

【B】
ピアノの音型が変わりました。雰囲気を変え、レガートを意識して演奏します。25、27小節の跳躍音は、シの音が出にくく、下がり気味になりがちです。音程に気を付けるとともに、言葉が不自然にならないように。33、35小節も同様です。33小節からのアルトが主旋律部分は、ソプラノはおさえ気味に、やさしく歌います。

 ピアノはペダルを付け、左手をしっかり弾きます。33小節から再びペダル無し、マルカートで。37~38小節は1小節ごと、39小節以降は4ビートを刻むように1拍ごとにペダルを付けます。38小節の8分音符はアクセントを効かせて(57・63・67小節も同様)。

【C】
「Beautiful」は「ビューリフォー」と発音しました。43~48小節は、言葉がたくさん詰め込まれています。リズムに乗り遅れたり、発音が不明瞭になったりしないよう、口をしっかり動かして歌います。語尾の子音は、最後の拍の裏に入れます。「Peace」の「ce」は、「ピー、-、イー、ィース」と、4拍目の裏で入ります。「Smile and joy」は、「スマー、ァーィ、レー、エーン、ジョー、ー、ー、ォーィ」となります。

 45~48小節のピアノは、裏拍での入りに軽くアクセントを入れ、弾んで(【D】の部分も同様)。55~56は歌に渡すようにデクレッシェンド。

【D】
ソプラノとアルトのかけ合いが華やかで楽しい部分。主旋律がソプラノ、アルトと交互に出てくるので、ラララで主旋律の歌詞が消えてしまわないよう、音量のバランスを考えながら歌います。65小節は3拍目の裏に「お」が入ってしまいやすいので、リズム読みをして確かめを。最後の「ララララ」は、それまでの勢いを保って歌い上げます。

作曲家より

イントロ
サビでは対旋律として再登場するメロディが、イントロになっています。聴く人の印象に残るように、伴走者が主役になって、弾き始めましょう。聴いている人が「つい伴走者に目がいってしまった」と思えるくらい、楽しいリズムに乗って、体全体で表現をしてほしいところです。伴走者が誰よりも楽しそうに弾いていると、会場全体がぱっと明るくなります。大切なメッセージを、明るい曲調に込めたのが、この曲の持ち味です。その持ち味を最初に表現できるのが、伴走者さんです。

A
「ありがとう」で
心が満たされるとき
空の色は そうPeaceful blue

感謝で満たされている時に、けんかをしたくなる人はいません。小さな日々の中で、「ありがとう」を見つけていくことが、平和につながっていくと思います。2番では「あいしてる」と歌います。この言葉を小学生の歌に使うことに、躊躇はありませんでした。恋愛と違う「あいしてる」があることを、幼い頃に知ることは、大切なことだと思います。後半の歌詞で出てくる、平和を創る鍵と、つながっています。
1番 Smile&Joy (えがお&よろこび)
2番 Believe&Love(しんじること&あいすること) これらを「鍵」と歌っています。

B
かけはしになるため
もっと 語り合いたい
かけがえのない この宝物
大切にしたいから

戦争を体験された方にお話を聞ける世代は、いまの子どもたちが最後となるかもしれません。過去と未来をつなぐ「かけはし」になっていただけたらと思います。

C
Beautiful Harmony
違い 認めあえるとき
平和の歌が 生まれている

2014年3月9日、若田光一宇宙飛行士が日本人で初めて、国際宇宙ステーション(ISS)のコマンダー(船長)に就任しました。様々な国から集った、個性豊かな宇宙飛行士のリーダーとして「和の心で舵取りしたい」と船長就任式で語った若田さん。「和の心を大切にして相手を思いやり、調和からベストな結果を生み出したい」と力強く語りました。「和=ハーモニー」は長い歴史の中で日本人を現す言葉です。
5年後の2019 年 4 月 1 日、日本政府は新しい元号、令和 (Reiwa) を発表し、その英訳を「Beautiful Harmony」としました。やはり、日本人の大切にしてきた精神でした。
新しい時代を生きる日本の子どもたちが歌う、新しい平和の歌として、今回の作曲のご依頼をいただき、3曲のうち最初に作ったのがこの曲でした。世界の子どもたちとつながりながら、平和を創っていくリーダーになってほしいと、願いを込めました。

2番
「ていねいに折り上げた羽(折り鶴)」「平和の鐘」「あやまちを繰り返さないように」といった歌詞は、広島平和記念公園を歩きながら、書きました。修学旅行などで訪れるときは、ぜひ探してみて下さい。それぞれに意味があり、平和を祈り続けてきた先人たちの「想い」が心の深いところに響いてくるでしょう。

弓削田健介

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