世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

芸術鑑賞会によせて

幼い頃から、小学校の先生になることが夢でした。

教育学部で過ごした学生時代にホスピスという場所に出会いました。終末期医療現場での演奏で人気のリクエスト曲は童謡・唱歌でした。幼い頃に歌う歌が人生の最期まで寄り添ってくれる宝物だと気づき、子どもたちに歌っていただく歌を作り始めました。

現在の「旅をして自分が体験したこと、感動したことを歌にする」スタイルは、教育実習で出会った恩師に、教材の背景にある物語の大切さを教えていただいたことが、原点です。

学校が、子どもたちが、先生たちが、大好きです。

スクールコンサートは、僕の生きがいです。

精一杯作った歌を、子どもたちと一緒に歌ったり、想いを伝えあったりできて、しかも、先生たちと会えて、音楽で繋がれるからです。

 いつも、ありがとうございます。お会いできる日を楽しみにしています。

                          弓削田 健介

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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