世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    


ほらね、(歌詞)

川は風と語り合っているよ
鳥は花と触れ合っているよ
日差しは木の葉とじゃれあっているよ
雨は蛙と頷き合っているよ

ほらね
僕らは一人じゃない
きっとね
誰も一人じゃない

それでも悲しい日があったら
涙が止まらない日があったら
ゆっくりそっと歌を歌おう
思い出詰まったあの歌を
うたはあなたの大切なともだち
いつもそばいる大切なともだちだから

魚は波と競い合っているよ
山は雲と呼び合っているよ
窓はピアノと微笑み合っているよ
雪は灯りと見つめ合っているよ

ほらね
僕らは一人じゃない
きっとね
誰も一人じゃない

それでも寂しい夜があったら
どうしても眠れない夜があったら
ゆっくりそっと歌を歌おう
微笑み詰まったあの歌を
うたはあなたの大切なともだち
いつもそばいる大切なともだちだから

作詞 伊東 恵司
作曲 松下 耕


(許諾番号9020135001Y38029)

この曲について

東日本大震災のあと、歌で日本をつなげよう、歌で被災地を応援しようと企画されたカワイ出版の「歌おうNIPPONプロジェクト」のために書き下ろされた作品です。

作詩は合唱指揮者の伊東恵司さん。作曲は松下耕さん。
震災の被災者はもとより、多くの人々の心をあたたかく包んで優しい気持ちにしてくれる曲です。

ほらね 僕らは一人じゃない
きっとね 誰も一人じゃない

日本中に歌声を「歌おうNIPPON」プロジェクト
〜東日本大震災の被災者の皆様へ〜

まつした こうさんのメッセージ (カワイ出版より引用)

歌で日本をつなげよう、そして歌で被災地を応援しようという、カワイのこのプロジェクトに、心から賛同し、曲を書かせていただきました。私は、合唱団向け、というよりは、 どちらかというと学校のクラス合唱向けに作りました。

合唱に普段接していない子どもたちでも、歌うことで人と人がつながっていけることを実感してほしかったからです。

曲はとても明快で、音域も広くなく、ピアノも容易に弾けるように書いてありますので、どの学校、団体でも演奏できると思います。

詩を書いてくださったのは、京都の指揮者、伊東恵司さんです。合唱を愛する私達が、  仲良く心を込めて作った曲です。

たくさんの子どもたち、生徒たちに歌っていただけると幸いです。もちろん、一般の合唱団にも、どんどん歌ってほしいと思います! うたで、日本をつなげましょう!

まつしたこう

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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