



各県1カ所限定での実施となります。


《Journey with Fire》は、2025年の佐賀大会の旅の中で生まれた曲です。
全国の先生方の情熱、そして「コロナを越えて音楽教育の炎をもう一度灯したい」という祈りが、この一曲の中に込められています。
以下に、歌詞を一節ずつ、企画と重ねながら解説します。
1番A
君は見つけるだろう
胸の奥にある 暗闇に揺れる 光を
孤独に震える夜
心閉ざして 声を失って 初めて
この冒頭は、感染症や災害などで“歌うこと”を失った時代の象徴です。歌えなかった時間、音楽が学校から消えた孤独感。それでも胸の奥には、消えない小さな光がありました。その光こそ、「音楽教育の原点」=音楽の力を信じる心・子どもたちの未来を想う心。全国の先生方が困難の中で抱えていた想いを映しています。もう一度その光を見つけ、声を取り戻したい。暗闇から生まれた光が、次の章で“炎”となって立ち上がります。
1番B
すべての星が 姿けすときも
消えることのない 夢見る炎
“暗闇に揺れる光”は“夢見る炎”。夜空の星が消えても、教育の夢は消えない。「夢見る炎」は、佐賀大会に向けて先生方が書いてくれた“ゆめスマイル”そのもの。その炎を今度は奈良へとリレーしていきます。
1番サビ
Journey with Fire 夜明けをまって
この心の炎と共に
Journey with Fire 旅をはじめよう
ここで物語が動き出します。「夜明けをまって」――夜明けとは、教育の再出発、再び歌が響く朝。“旅をはじめよう”という呼びかけは、今回の47都道府県・音楽教育の聖火リレーの始まりを意味しています。一人一人がその炎を胸に、新しい時代の教育へと歩き出します。
2番A
君は出会うだろう 自分の空へと 歩き出したとき 光と
眼差しはそばにある 鍵を外して いのち奏でよう 並んで
二番は、旅の途中での「出会い」を歌っています。
40日間日本一周の旅で全国の先生方と出会い、“ひとりじゃない”ことを知りました。「眼差しはそばにある」=子どもたち、同僚、仲間、そして同じ志を持つ全国の先生と再会する瞬間が、この歌詞と重なります。「鍵を外して 共に進もう」心を開いて手を取り合い、奈良大会での合唱でひとつになる。
2番B
すべての道が 行く手とざしても
限りない明日を 信じる炎
「行く手とざしても」という言葉は、教育現場で直面する困難や社会の変化を指しています。それでも、信じる炎 それは先生方の情熱と希望です。AIや時代が変わっても、人と人のつながりを信じて歩む姿勢です。
2番サビ
Journey with Fire 響き合いながら この心の炎と共に
Journey with Fire 未来を照らそう
声が夢が重なり合い、響き合って初めて生まれるハーモニー。先生方が共に歌い、“響き合う教育の未来”を象徴する箇所です。奈良大会では、この部分を全国の先生方が共に歌い、“響き合う教育の未来”を象徴する時間になります。
Bridge
過去から未来へと 炎は旅をする あの天の川のように
灯を掲げよう 生まれくる僕たちへ つなぐために わたすために
炎は“今”だけでなく、“過去から未来”へと流れていく。“あの天の川のように” 先生方の光がつながり、全国にかかる一本の“音楽の銀河”を描いています。
3番サビ
Journey with Fire 旅は終わらない
この心の 炎を未来(あす)へ
「旅は終わらない」――佐賀から奈良へ、奈良から千葉へ、そしてその先へ。全日音研の大会が続く限り、この炎の旅も終わらない。全日音研の連続性とは、まさにこの“終わらない旅”のことではないでしょうか。受け継がれていく心が、ここで歌われています。
Ending
燃えろよ 燃えろよ 炎よ燃えろ
火の粉を巻き上げ 天まで焦がせ
燃えろよ 燃えろよ 情熱よ燃えろ
消えない胸の炎で 旅路を照らせ
奈良大会では、このラストを全員の大合唱で締めくくり、会場全体がひとつの炎となって、若草山焼きのように、音楽教育の「春の訪れ」を告げます。
全日音研では、「継続性」と「連続性」の大切さを掲げています。この企画では「連続性」の役割を担います。

能登・長岡の子どもたちと共に作られた《フェニックス》。その歌は、能登の復興だけでなく、「音楽教育の復興」への願いを込めて広がりました。作者はこの想いを携え、40日間日本一周を敢行。各地の先生方と出会い、「うた」と「ゆめ」をつなぎながら佐賀大会を目指しました。その旅の中で、先生方の「ゆめ」の奥に【教育への情熱の炎】が確かに灯っていることを再発見しました。その想いから生まれたのが、合唱曲《Journey with Fire》です。
佐賀大会で灯った「音楽教育の炎」を奈良へと繋ぎます。その象徴として、合唱曲《Journey with Fire》を奈良大会までの一年間、全国47都道府県で歌い継ぐ「音楽教育の聖火リレー」を行います。佐賀大会では「うた」と「ゆめ」のコラボレーションでのフィナーレを行いました。今回も、47都道府県の先生方の夢を集めます。
「ゆめ」は情熱の炎から生まれます。
奈良の風物詩、「若草山焼き」は、山焼きの壮大な炎が冬の夜空を照らす様子から春の訪れを告げるとされています。佐賀と奈良を繋ぐ炎の歌《Journey with Fire》で、「音楽教育の春の訪れ」を表現します。

全国47都道府県の先生方・合唱団・学校と連携し、《Journey with Fire》を音楽教育の聖火としてリレーしていきます。
各地で「Journey with Fire」を演奏・収録。その映像を集めて編集し、奈良大会で上映。
日本中の“教育の炎”が奈良の地でひとつに結ばれます。
期待される効果
全国の先生方の想いを音楽で共有し、音楽教育の誇りと原点を再確認することができます。
佐賀→奈良を「炎」というテーマでつなぎ、全日音研の理念「連続性」を音楽で表現します。
各地の教育現場に“心の炎”をともす、全国的な合唱運動として発展させていきます。