一人ひとりの物語をつくる
心に残った歌詞を選び、自分が思い浮かべた主人公、風景、色をAIとの対話で一枚絵にします。絵の違いが、そのまま歌の受け取り方の違いになります。
すべてのいのちは太陽から。100億年の旅をして、いま、ここに。
演奏:黒沢尻北小学校
星のように 燃え上がれ いのちのたいよう
宇宙のように 抱きしめて いのちのたいよう
ワン ツー スリー フォー!
100億年の旅をして
いまここにある いのち
いきものすべてが ばんぶつぜんぶが
たいようのこどもたち
星だったときの 記憶
歌おう ひとつさ さあ光つないで
2番
僕だったときの手紙
遺そう 消えない 銀河のインクで
サビ
星のように よみがえれ いのちのたいよう
宇宙のように 咲きほこれ いのちのたいよう
星のように 燃え上がれ いのちのたいよう
宇宙のように 抱きしめて いのちのたいよう

各パートの練習用音源は準備中です。
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そのつながりを全員が同じ考えで受け入れる必要はない。宇宙、太陽、身体、声という異なる距離の言葉を、速度と調の変化が一続きにしているところから、各自の読みを開ける。
気になる言葉を選んで、開いてみてください。
心に残った歌詞を選び、自分が思い浮かべた主人公、風景、色をAIとの対話で一枚絵にします。絵の違いが、そのまま歌の受け取り方の違いになります。
歌詞を意味のまとまりに分け、一人一場面ずつ案を出します。なぜその構図や表情にしたのかを話し合い、一枚の絵物語へまとめます。
学級で大切にしたい言葉を出し合い、先生が対話をまとめます。そのクラスだけの歌の受け取り方を教室に残せます。
歌を聴き、心が動いた歌詞と、その理由を短く書きます。
誰が、どこで、どんな表情をしているか。浮かんだ色や光もAIへ伝えます。
画像を作る前に場面案を読み、歌詞に合っているかを確かめます。
絵を見て対話を続け、最後に「なぜこの絵にしたか」を自分の言葉で伝えます。
合唱曲「いのちのたいよう」を聴いて、心に残った歌詞と、浮かんだ場面をまとめました。この曲を五〜八場面の一枚絵にする案を考えてください。各場面について「歌詞の意味」「絵にする瞬間」「人物の表情」「色と光」を提案し、画像を作る前に私へ確認してください。私の解釈を大切にし、違う考えを勝手に決めつけないでください。
歌詞をゆっくり読む → 母音だけで息をつなぐ → ピアノの低音を聞く → 子音を戻す
足で新しい拍を取る → 数え声だけそろえる → 17小節の初音 → 10小節から通す
新しい和音を聞く → 声部別の初音 → 32〜34小節をハミング → 言葉
41小節の和音 → 初音 → 40小節末から2音だけ → 2小節へ広げる
この曲で見取れる姿を、音楽の仕組みと歌詞の内容から整理します。
二つの速度、四つの調、反復括弧、二部と掛け声 速度・調の切り替え後も拍と初音を捉え、声部を保って歌える
太陽、太古、つながりの言葉と大きな音楽変化 同じ語を複数の音色で試し、速度・調・重なりとの関係から表し方を選べる
| 視点 | 曲にある手がかり | 歌いながら行うこと | 深まる学び |
|---|---|---|---|
| 音色・強弱 | 静かな序、明るい本体、終止の掛け声 | 同じ語を透明、温かい、力強い音色で歌い比べる | 音色が距離や時間の感じを変えると分かる |
| リズム・フレーズ | 長い音価と♩=135の拍動 | 母音唱と足拍で二つの時間感覚を比べる | 息と拍を速度に応じて調整できる |
| 音の重なり | ユニゾン、二部、全員の掛け声 | 一声から二声、最後に全員の声へ重ねる | 重なり方が関係の像を作ると捉えられる |
| 反復・変化 | 33小節からの1・2番 | 同じ旋律へ異なる歌詞と音色を載せる | 反復が意味を拡張する働きを聞き取れる |
| 調・和音 | G→C→E♭→A | 転調直後の和音を順に聞く | 調の色が構成の距離を作ると分かる |
「いのちのたいよう」の言葉と音の変化を聴き合い、歌い方をつくろう
対象の目安:小学校中学年以上。遅い導入から速い本体への切り替えと複数の転調を段階的に練習する
根拠資料:文部科学省 「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 音楽編」。ここに示した内容は、いのちのたいようの楽譜と歌詞から考えられる提案例です。学校や子どもたちの実態に合わせて調整してください。
この歌を学校で扱ってくださった先生、ほかの先生にもシェアできる工夫をお持ちの先生、ぜひご連絡ください。集まり次第、この場所に掲載していきます。
実践・資料を送るボタンでメールが開かないときは、こちらへ:yuge@mbfc.or.jp
この詩を書いてくれたのは、芸術家の大志さんです。
大志さんは、ずっと「夢」をテーマに活動してきた人です。世界中の人から、夢を書いてもらったハンカチを集める。そして旧暦の七夕に、その夢たちを富士山の頂上へ届けるお祭りを、毎年ひらいてきました。これまでに集まった夢ハンカチは、なんと25万枚にのぼると聞きました。太陽の塔をつくった岡本太郎の意志を受け継ぐ人とも言われ、2025年の大阪・関西万博にも協力しています。
大志さんがいつも大切にしているのが、「太古の太陽」という考え方です。
僕らがいま空に見上げている太陽ではなくて、宇宙が始まるはるか昔に存在した、大いなる太陽。それは、あらゆる元素を生み出した工場のような存在だった——つまり、この世界のすべてのいのちは、その太陽から生まれた。だから僕らはみんな、太陽から生まれた子どもで、もともとはひとつだった。そんな思想が、この歌詞の根っこには流れています。大志さんはもともと宇宙の知識を伝える講師もしていた人で、その詩は、夢物語ではなく、科学に裏打ちされたまなざしでできています。
「100億年の旅をして/いまここにある いのち」。「いきものすべてが ばんぶつぜんぶが/たいようのこどもたち」。歌い出しから、もう宇宙のスケールの詩でした。この詩を前にして、メロディもその大きさに置いていかれないようにと、必死についていきました。小さな子どもたちの声が、星のようにきらめき、広がっていく——そんな歌になればと願いながら、書きました。
サビでは、「星のように 燃え上がれ」「宇宙(そら)のように 抱きしめて」と歌います。いのちには、広がろう・つながろうとする力があるのかもしれません。一人ひとりが、宇宙にたったひとつの太陽——大志さんの詩からそんなまなざしをいただいて、メロディにのせました。
この曲は、岩手県・北上市の黒沢尻北小学校のみんなが歌ってくれました。「星のように 燃え上がれ」と、子どもたちの声にのせて歌っていただけて、本当にありがたかったです。
100億年の旅の果てに、いま、ここに、あなたのいのちがある。そんなことを、子どもたちの歌声から、ふと思ってもらえたら嬉しいです。
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