世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

たいようのきょうしつ(二部合唱)

【歌が生まれた背景】

香川県高松市立栗林小学校から「子どもたちが朝、学校に来たくなるような歌を作ってほしい」というご依頼をいただきました。

子どもたちから「歌詞に入れたい言葉」を集め、歌詞に反映しています。

 

【歌詞に込めた想い】
テーマは「学校は一人ひとりが輝く場所」。メッセージは、大きく三つあります。

1.一人ひとりの存在価値。「ひとりひとりが たいようだ」というフレーズに、子どもたちがそれぞれにかけがえのない輝きを持っていることを込めました。

誰もが大切な存在であり、その光を分け合いながら、教室を明るく照らしています。

2.共同体としての教室。「となりあわせの ぼうけんしゃたち」には、クラスメイトと共に学ぶことを冒険に例え、みんなで新しい物語を紡ぎながら成長していく楽しさを込めました。

3.未来への視点。「ちいさなゆびでおおきなゆめを」に、子どもたちの無限の可能性と、これから先に広がる未来への期待を込めました。

学校での日々が、子どもたちにとって夢を育み、新たな挑戦へとつながるものであってほしいと願っています。

 

【活用例】
学級の雰囲気づくりや自己肯定感を高めるきっかけに。

① 朝の会・登校時の音楽として
自分たちで歌った歌を録音して、登校時に校内放送で流すと、教室に入るときに前向きな気持ちに。

② 新学期や授業開きでの導入曲として
新しい学期やクラス替えの時期には、子どもたちの不安が大きくなりがちです。

一緒に歌いながら、「私たちはここで一緒に学び、成長していく仲間なんだ」と伝えることで、安心して学校生活をスタートできる雰囲気に。

③ 仲間の夢を発表し合う授業
歌詞に、「かがやくきぼう」「たからさがし」「ものがたりをつむぐ」といった未来につながる言葉がちりばめられています。

この歌を歌った後、「自分の夢」「仲間と叶えたいこと」「今頑張りたいこと」などを発表し合う時間を作ると、互いの目標を応援し合う学級づくりにもつながります。

 

【楽譜】
雑誌「教育音楽」2025年春号の付録です。
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=152504

【参考音源】教育音楽チャンネル

 

 

 

周年行事の歌「はじまりの歌」

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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