全国を旅して 出会いを音楽に変える

慰問演奏|NPO法人MBFC(準備中)

慰問演奏

「もっと厳しい状況、苦しい環境にある人たちに、あなたの音楽を届けてあげてください」とアンケートに書いてくださった方がいました。とても嬉しい言葉でした。そんな風に言っていただけるなんて、とても光栄でした。音楽を作る時の心構えを変えてくれた一言でした。

「私たちは○○な活動をしています。ボランティアで演奏してください」と声をかけてくださった方もたくさんいらっしゃいました。どの方も素晴らしい活動をされていました。病院でのボランティア、難病支援のボランティア、街づくり、動物愛護活動、自然保護・・・。しかし、本当に縁のあった方々のところにしか、行くことができませんした。素晴らしい活動をされている方々のお声掛けをお断りすることは本当に心苦しかったです。

全てのご依頼を引き受けることができず・・・ある時、ボランティアでの演奏は、自分の生き方や考え方を大きく変えてくれた「ホスピス」や「日本人学校」でだけ、させていただくことに決めました。そんな風に方針をしっかり決めないと「あそこではボランティアで演奏していたじゃないか。だからうちでもボランティアでしてください。断るなんて不公平じゃないか」みたいな言葉を浴びたことがあったりして、心が苦しくなったからです。

ボランティアで演奏することに関しては、いろんな意見がありますが、本来、基本的には「ボランティアで、させていただく」という気持ちが大事だと思います。ボランティア活動とは誰かに何かを「差し出す」のではなく、自分たちが「学ばせていただく機会をいただく」活動なのです。そんな風に心の底から思える活動に巡りあえることはとても幸せなことなので、NPOでは、仲間たち(昔の少年少女合唱団)と一緒に「学ばせていただく場所」へと楽しくでかけていき、一緒に音楽を楽しみ、分かち合うことができるような活動ができたらと考えています。

この記事を書いた人

弓削田健介(ゆげたけんすけ)

作曲家。主に小中学生が教室で歌う合唱曲を作曲(2020年より小学校の音楽教科書に楽曲が掲載) 全国を旅しながら年間150~200回のスクールコンサートを行い、旅で得た体験を元に合唱曲を作曲。

児童合唱団との映像教材の制作や、日本の絶景と共に歌うユニット「Singing Beautiful Japan」としても活動中。

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