能登半島地震が起こって、何もできない日々が続いていました。そんな時、同世代の警察官、大間圭介さんのことを知りました。元日に地震で家族4人を亡くされた・・・とニュースで流れてきました。
大間さんが金沢マラソンに挑戦されている映像を見ました。大間さんのがんばっている姿に、多くの人たちが励まされていました。私も、その一人です。子どもたちと共に「大間さんに届くような応援歌を作りたい」と考えました。
歌ができた時、すぐに大間さんに連絡をしました。大間さんはご自宅に招いて下さいました。2人で食卓を挟み、電池式の小さなキーボードを弾きながら、歌を聴いていただきました。「この歌を作ることができたのは、大間さんのおかげです」とお伝えしました。
大間さんと、歌作りに協力してくれた子どもたちと、約束をしました。困難に立ち向かうすべての人への応援歌「フェニックス」のメッセージを、必ず、全国に届けていきます。と・・・。
5月14日輪島高校にて、フェニックスプロジェクトの第一弾が終了しました。輪島高校・輪島6校合同小学校の皆さんと共に、全国30団体から寄せられた「フェニックス」の動画で大合唱が行われました。
この様子は、石川県の民放テレビ局すべてで取り上げられ、NHK全国ニュースとなり、「列島ニュース」として放送されました。この日をキックオフとし、更に全国に”復興のメッセージ”を広げていく、フェニックスプロジェクト第二弾がスタートしました。
東日本大震災のとき、東北各地でコンサートを行いました。あるお客様さまから「応援されているばかりじゃ元気が出ない。私も応援したい!」と言われました。応援は一方通行ではなく、双方向だからこそ「共に元気になれる」ことを知りました。
そういえば学生時代、運動会で一番元気だったのは「応援団」でした。
能登の子どもたちと歌を作るとき「日本中みんなで元気になれる応援歌を作る、応援団になってほしい」とお願いしました。
被災した小中学校・高校から300通を越える”復興への想い”が集まりました。7つの学校の子どもたちと出会いながら、「フェニックス」という歌が生まれました。
全国の合唱団で歌い繋いでいくことで、歌作りに関わってくれた子どもたちにエールを送ります。
全国の合唱団で歌い繋いでいくことで、歌作りに関わってくれた子どもたちにエールを送ります。
「フェニックス」は、何度でも蘇る伝説の鳥。この歌は、困難に立ち向かうすべての人への応援歌でもあります。コロナで多くの合唱団が休止・廃団へ追い込まれました。いまこそ、音楽という「光の翼」を蘇らせて(歌詞より引用)合唱の力を、復活させよう!というテーマも掲げています。
参加いただく団体に「フェニックス」の楽譜(同声版・混声版があります)と音源(練習用音源・カラオケ)を提供いたします。
①「歌」と②「能登の皆さんへの応援メッセージ」を撮影して、動画データを、インターネット経由で送付してください 。
10月23日「全日本音楽教育研究会」佐賀大会(ワークショップ)にて完成動画を発表します。全国から集まったプロジェクト参加者との大合唱も企画中です。ぜひ佐賀で、お会いしましょう!
SNSなどで、歌で全国が繋がる様子を発信していきます。参加者の肖像権の許可をお願いいたします。
2025年9月30日(火)
昨年の6年生あおぞら学年が、フェニックスの歌詞を作る活動に参加させていただきました。そのあおぞら学年の想いを受け継ぎたいと思い、今年度の6年生ひまわり学年が参加させていただきました。歌詞に込められた想いを感じながら、歌えば歌うほど、この曲のエネルギーを感じ、みんなにとって特別な歌となりました。長岡の復興のシンボル、フェニックスを、能登の皆さんと歌えたことが嬉しいです。この曲を8/1長岡まつりの灯籠流しでも歌わせてもらいます。【M先生(新潟県)】
弓削田先生が手がけられた、能登で生まれた復活の歌フェニックスを歌わせていただけたこと心より感謝いたします。この素晴らしい歌が全国で繋がり、能登の皆様の強い応援歌となりますようお祈りしております。今後も歌い続けて参ります!【F先生(兵庫県)】
復興支援への想いを同じにした方々とのプロジェクトは、参加されたたくさんの方の心の優しさの絆を強く感じました。また「フェニックス」を歌いながら、私達が歌う事で伝えれる事があると再認識しました。この様な機会を下さった弓削田先生に感謝です。ありがとうございました。【パルフェ ムジーク アカデミー N.Hさま】
弓削田先生、フェニックスプロジェクトの企画第一弾お疲れ様でした!大阪市立瓜破中学校は歌を歌うことが好きな生徒たちが有志で集まりました。はじめはフェニックスを歌うことが難しいと苦戦していましたが、練習を重ねる中で大好きになり、ずっと口ずさんで、楽しく歌っていました。今回の取り組みを通じて、自分たちなりに精一杯の歌声を届けようと思いを持って歌う、生徒たちの成長を感じました。フェニックスを通じて、全国の皆さんとともに歌で繋がれたこと本当に嬉しかったです。能登の皆さんのお力に少しでもなれていれば幸いです。最後になりましたが、素敵な映像の編集ありがとうございました!また生徒たちにも是非見せてあげたいです。【M先生(大阪府)】
曲が楽しく、子どもたちも久しぶりに三部合唱に取り組みました。能登の話、東日本大震災の話をしたり、フェニックスという花火の話をしたりしながら、思いを馳せて歌いました。【S先生(山形県)】
復興を願う歌を通して、全国の合唱団がつながることができ、素敵な体験となりました。音楽の力、歌の力は素晴らしいと感じます。これからも、歌で思いを届けたいと思います。「フェニックス」の旋律と歌詞の力強さに、私たちも力をもらいました。子どもたちもすぐに覚え、とても気に入っている曲です。【U先生(北海道)】
自分の力を一生懸命使って、子どもたちは歌いました。歌により多くの人と繋がったことを感じ、歌により多くの人とお互いに支え合えることを学ぶことができました。練習時間が短く、深めるところまではいかないうちでの撮影だったことが残念でしたので、これからさらに深めていき、輪を広げていけたらと思います。
ステキな機会をありがとうございました。【K先生(大阪)】
合唱で全国が繋がれるのがとても嬉しかったです。そして少しでも能登の皆様のお心が安らぎますように。音楽はいつもどんな時も誰のそばにいて元気づけてくれます。その事を再認識できるプロジェクトでした。
子どもたちはフェニックスの歌が大好きです。参加した子どもたち自身も元気や勇気をもらえたようです。
そして、能登に行きたい!!と言っている子が多かったです。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。【N先生(大阪)】
今回、合唱応募の機会があり、音楽の時間に昨年度「いのちと夢のコンサート」で来てくださった弓削田さんと、能登の震災の話をしながら、「フェニックス」を観させていただきました。少人数の参加でしたが、子供達は業間や昼休みに「ラ〜ラララララララ〜」と歌いながら音楽室に入ってきて、子どもらしい明るい歌声を聴かせてくれました。音楽室から聴こえてくる歌声に、他の先生たちも、素敵だね〜と子ども達と話してくれ、フェニックスを通じて対話が生まれていました。募金や援助活動を含め、歌でも、応援することで心が強くなったり、明るくなったりする歌の力をこれからも伝えていきたいと思います。素敵なプロジェクトに参加させていただき、本当にありがとうございました!【Y先生(福井県)】
歌を通して能登の皆さんの力になれるなんて、何てステキな事だろうと、とても胸が熱くなりましたし、自分たちが生きている事、平和な日々を送れている事へ改めて感謝をするきっかけにもなりました。また、参加者の皆様と心の繋がりも感じられ、大変貴重な、特別な体験となった事に感謝の気持ちでいっぱいです。【T先生 岡山県】
素晴らしいプロジェクトに参加させていただきありがとうございました。本当に苦しい時の歌の力の大きさは今まで何度も経験がありますが、このような大きな規模の繋がりに参加できた事は子供達にとってかけがえのない素晴らしい体験になりました。昨年の災害からテレビで報道される苦しい状況を拝見し続けてもどかしさばかりが募りましたが微力ながら支え合えるという一端を担わせていただいた事に感謝申し上げます、これからもフェニックスを歌い続けます。弓削田先生、いつも素晴らしい歌と想いを届けていただきありがとうございます!【Mさん(長崎県)】
弓削田さんが作曲される歌は、どの歌も子どもたちの心に染み込むように入っていきます。定演直後でこんなに少人数で歌えるのか不安でしたが、至れり尽くせりの教材を準備して下さったことで粗削りではありますが、音取りから撮影まで2時間でプロジェクトに参加できるまでの歌声になりました。全国の仲間たちが一人でも多く、復興に向けて頑張っている能登の人たちに歌声のパワーを送ってあげられたら、そして私たちのメッセージを心の支えにしてもらえたら、私たちも元気になれるよね…という私の言葉をしっかり受け止めて歌った団員たちを誇りに思いました。「フェニックス」、それは、十数年前に団員1名になり廃団を覚悟した私たちの合唱団が、地域の合唱団仲間に支えられ復活した姿と重なります。能登の皆さんに歌を届けながら、支え、寄り添い合う人の優しさやあたたかさがどんなにか心強い味方になるのか、合唱団の子どもたちにもいつかきっとわかる日がくることでしょう。結成当時からの「やさしい心をうたにのせて」の合言葉をしみじみと噛みしめたことでした。弓削田さんの歌で廃団の危機から救われた私たちです。、微力だけれど弓削田さんの歌で能登の復興を応援できたことを嬉しく思います。参加させていただきありがとうございました。この曲は、来年の定演でも歌います。【K子先生(宮崎県】
復興に向けて頑張っておられる方々に少しでも何か出来ればと思いながら、何もできていない自分ですが、弓削田先生のプロジェクトに参加させていただくことができて、本当に感謝しています。我が校の子どもたちも、このプロジェクトに参加することで、弓削田先生やたくさんの人々の優しさを知り、音楽の力でつながれる喜びを味わうことができ、貴重な経験をさせていただくことができました。ありがとうございました。【K先生(大阪)】
児童が能登の方々へエールを送ろうと、思いを込めて歌う貴重な経験ができました。音楽がもつ力の素晴らしさ、歌を通して全国各地の方々と繋がる喜びを感じました。【F先生(愛媛県)】