世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

大志くんの新作を観ることができた。大志くんこそ、生き様がアートだ。たくさんの人の心の扉を開く作品を、自分の足で、心で、作り続ける男だ。

大志くんが語る「自分が自分自身であればいい。」「自分自身を生ききる」そんな言葉が、夜の眠たい時間帯にも関わらず心に響いてくる。

そんな風に生きてきたつもりだけど、ここからが肝心。まだまだ旅は長い。足元の一歩一歩も大切だけど、ときには空を見上げて、星をながめて、一休みしてもいい。そう思えるような余韻が残った。

空や星が話しかけて、何かを教えてくれるわけじゃない。でも空や星を眺めながら、じっくり自分の心の奥から聞こえてくる声を感じるのだ。

夢がわからなくなったとき、新しい自分がはじまる。昨日までの自分を越えることができる。一つの夢が叶ったら、また次の夢が現れる。高い山を登り終えたとき、はじめてもっと大きな山が姿をあらわすのだ。

明日は、情熱の瞳で目を覚まそう。暑さを吹き飛ばしながら、笑われてもいいから、少年のような心に憧れを隠さず、まっすぐに1日を生きよう。

おやすみなさい。

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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