世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

宮崎へ。

車が故障中の大志くんと3時間。
大志くんといる時は、
こげ茶色の小さな軽自動車が、走る講演会場になる。
昨日から楽しみにしていた3時間だ。

大志くんは、たくさんの時代を持っている

夢が見つからなかった時代、経営者だった時代、
経営者を卒業して本当の自由になった時代、
そしてすべてが混ざり合った「今」という時代。

だから、どんな質問をしても、体験から答えてくれるし、
どの体験も、その「時」を生き切っているから、
ものすごくリアルに、心のキャッチャーミットに剛速球でストライクしてくる。

いつも「今」を生き切っている人は、
キラキラ輝いて見える。
大志くんは、その代表選手のような人だ。

名前のこと。昨日読んだイチロー選手の本のこと。
自殺予防の活動をしていた人が自殺してしまった理由、
お金や名誉に溺れていく人たちについて。
坂本龍一さんが言っていた言葉のこと、
いじめのこと。モチベーションのこと。
谷川俊太郎さんと詩のボクシングのこと。
アドリブのこと。モモと時間泥棒のこと。
ここ最近あったこと。

お互いが会っていなかった時間の気づきを、
分け合いながら。
メモしたいけど運転してるからできない。
でもメモしなくても、入ってくる。
そんなあっという間の3時間で、目的地の中学校に到着。

学校からいただいた講演のテーマは「いのち」。
車の中で3時間、大志くんと話していたのと、
呼んでくださった教頭先生の生き方がかっこよくて、
つい熱くなってしまったけど、
たまにはいいよね。
熱いのは「今」を生きてる証拠だよね。

というわけで今日は、今まで以上に、
「今」を「生き切る」ことを意識してみたくなった日だった。
その積み重ねでしかないよね、きっと。


写真は、大志くんの講演の様子。

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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