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「つばさにかえて」曲解説

教育音楽で紹介された「つばさにかえて」の解説文です。

二学期が始まりましたね。芸術の秋ですね。

新しいことをはじめたくなって、最近タップダンスをはじめました。足がからまります。

それから、読書の秋ですね。最近読んだ本で感動したのは、ミマスさんの作詞作曲入門の本です。

とてもわかりやすくて心がぽかぽかと温まりました。ぜひ読んでみてくださいね。

 

さて、この歌ですが、「きみがいてくれたから・・・」と、繰り返しながらはじまります。

前奏の時間を使って(目を閉じるなどして)一人ひとり、思い浮かべる「きみ」をしっかりイメージして、歌いだしてもらえると嬉しいです。

Aメロの同じようなメロディは、二回目をBメロにつながるように少し気持ちを変えるなど、変化があるといいと思います。

サビの頭は発音をはっきりと。「あようなら」とならないように、子音が聴こえるように、出だしがぼやけないように。

「さようなら」も二回歌いますので、まったく同じように、どう変化させえるか、話し合ってみてください。

「たくさんのありがとう翼に変えて」の時に伴奏の刻み方が変わっていることに注目して、歌声もボリュームアップしたり、リズムに乗ったりして、歌の終わりを盛り上げていただけると嬉しいです。

しかし、ここに書いてあることは、とても平凡なヒントです。

作曲した私のイメージ力を遥かに越えて、この歌を、より素晴らしい音楽に仕上げてくださっている八千代少年少女合唱団のみなさんと、指揮者の長岡利香子先生のご指導に感動しております。

というわけで、アドバイスとしては、詳しくは付録CDの録音を聴いてくださいということになっちゃいました。

また歌を載せていただけるように修行してきます。素敵な秋をお過ごしください。

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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