志賀島に海鮮丼を食べに行った。海の中道は不思議な一本道だ。何度も通ったこの道だが、博多湾の海の水と、玄界灘の海の水では、全く水の色が違うことに気づいた。
この素晴らしい一本道をもっと観光資源に使えばいいのにと思ったが、ここに人がたくさん来てしまったら、1車が混雑してこの一本道は渋滞してしまうだろう。だから福岡市も昔からの姿でこの道を整備しないのだろうか。
志賀島の警官も、昔と全く変わらない。変わったと言えば、テレビが何度も来て賑わっている、地元のわかめやもずくを売っているお店だろう。テレビの力は大である。店主の方と話したが、とても人と話すのが好きそうなおじさんおばさんだった。テレビ番組が何度も来てしまうのもうなずける。
父が気にいっている海鮮丼を家族3人で食べた。福岡に来た事は、このような時間が増えて、とても幸せである。国民休暇村や、金印ドック、志賀島バーガーなど、横目に見ながら鹿野島を1周して帰った。幼稚園の頃の友達の家の横を通ったり、沸かしながらのラーメン屋の話題で盛り上がり、時間がゆったりと、流れた。
実家の2階に作った新しいスタジオは、家の前の公園で遊ぶ親子や、通った小学校が見えて木々を揺らす風の音や、時折聞こえてくる福岡空港に降り立つ飛行機の音、お父さんが網戸を閉める音など、幸せな音が聞こえてくる。ミュージカルの作曲もはかどる。
暦にとらわれない生き方を選び、何曜日かもわからないような生活をしているが、このゴールデンウィークは、家族とたくさん過ごせて楽しかった。さぁ明日からも頑張ろう。