足跡(あしあと)歌詞
誰かに指をさされて
足を止め 陰に隠れた
あの頃の僕にもしも
会えるなら
どんなことを伝えられる?
少しだけ先に歩く僕は
相変わらず今も
迷うけど
続いてく岐路
信じたその扉
小さな一歩で開いて
変えたい日々が
報われずに孤独で
涙流した夜があるけど
「無駄なんてなかった」と
思える日がくるから
誰かもわからぬ声に
僕の声が消されぬように
口ずさむ その音色
力に変えていく
生涯 忘れられない日々
抱きしめ 生きていく
届けたい未来は
叶えたい未来
あの日の自分へ
溢れる言葉
溺れそうな夜も
やがて来る朝を信じて
見上げた空に
昇る朝日を浴びて
いつもの道で助走をつける
限界なんて誰にも
決められるものじゃない
歩んだ道の先で
傷だらけになったって
いつかは 誰かの痛み
癒せる証となる
僕のことを待つ人がいる
ここにも この先も
強い風を割いて進むあの人にも
きっとあるはずさ 涙の跡が
戻れぬ日々を
今日も歩き続ける
今しか見えない 景色の中で
嬉し涙の奥に
あの日の僕を映す
誰かもわからぬ声に
僕の声が消されぬよう
口ずさむ その音色
力に変えていく
今日も歩き続ける
今しか見えない 景色の中で
口ずさむ その音色
力に変えていく
生涯 忘れられない日々
抱きしめ 生きていく
辿った道に
続く足跡
全て美しく
届けたい未来は
叶えたい未来
あの日の自分へ
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おすすめ合唱バージョン
作者からのメッセージ
中学生のころは将来への不安や、人間関係に悩んだり、うまくいかなくて挫折したりすることがたくさんあると思います。
だれもが簡単に発信できる時代、簡単な言葉で人を傷つけてしまったり、傷ついてしまうようなことがあって、そんな時代だからこそ、自分自身をしっかり見つめて歩いていってほしいということを歌詞に込めました。
中学生を少し先に過ごしたわたしたちから皆さんへのメッセージでもあり、
皆さん自身も合唱をやりきった後や何かをがんばった後の“辿った道に続いている足跡”をみると、この歌詞の感じ方もきっと変わると思います。
この歌が皆さんの人生でずっとそばにいて、励ましてくれるような1 曲になることを願っています。(Little Glee Monster)
思い返せば、中学生の日々は色んな感情に振り回されていました。良いことも悲しいことも、今より鋭く感じていたように思います。
この曲はしっとりとした曲調ですが、1曲を通して色んな表情が見える曲になっています。
孤独、不安、そして期待、希望。
メロディー1音1音にそれらを表現するための意味、役割があります。音数が多い曲ですが、どの音符も大事にそして伸びやかに、みんなの心の中にある明日への願いと共に、最後まで歌いきってくれることを願っています。(KOUDAI IWATSUBO)
この楽曲を作るために、僕が最初のピアノを弾く時にテーマとしたのは「人生」という言葉です。人はそれぞれの人生を生きています。
人生には出会いや別れ、嬉しさや悲しさ、優しさ、温かさ、たくさんの要素が入り混じっていて、たくさんの人の想いと触れ合いながら人は成長していきます。その人生の道筋を自分なりに振り返りながら、今まで感じた想い、そしてこれから続いていく未来を想像して音色にして制作しました。
一度きりのかけがえのない人生です。自分らしさを忘れず、自分を信じて、輝かしい未来へと羽ばたいてください。(Carlos K.さんからのメッセージ)
新しい扉を開く歌「はじまりの歌」