弓削田レポート 2020さらばじゃ会にて
1月
○まごころ日和マッサージ「かずくん」主催、ゆげゆきライブin大阪。
普段は2人ともピアノ弾き語りが中心なため、ライブをするときはギターが必須。
「はじまりはいつも雨」を課題曲にして、ギターがんばった。今年はギターがんばるぞ、と決意。打ち上げで絵本「しあわせになあれ」を読んでくれた田中さんの表現力に感動。絵本が知らないうちに広がって、こんな風に読んでくれている人がいるのか・・・と、打ち上げの席でおいおい泣いてしまった。
○南アフリカでの活動がNHK佐賀→おはよう日本全国放送→NHKワールドとニュースに。
2月
○愛媛県松山市「ケアフェスタ」MCで「言い訳をせずNHK紅白を目指します」と話すと、思いもしなかった拍手をいただき、CDコーナーに列が。「応援しがいがある」と言っていただき、不思議な感覚だった。
○熊本イエズス聖心病院ホスピスへ。2月末にはコロナがはじまり、今年は病院での演奏はこれっきりとなった。
○Youtubeのセミナーに参加。売れない作家時代から知っていた講師のカバちゃんが、8年間がんばってきた結果を出し、「アウトプット大全」などで、ここ2年ベストセラー作家に変貌。服装も話し方も笑顔も変わり、感動。「がっかりタイム」と呼ばれる、短くても半年の結果が出ない時期にくじけず、今年はYoutubeを一生懸命やろうと決意。(結果:Youtubeチャンネル登録者数 3172人増)
3月
○すべてのコンサートがキャンセルとなる。はじめて表題曲になり嬉しかった、音楽之友社の中学生の合唱曲集「千年樹の夢」
のセミナーも中止。
○阿蘇で「Singing Beautiful Japan」の初撮影。マスクを外して大自然の中で歌える幸せ。
「日本の絶景と共に世界に音楽を届ける」をコンセプトに、のちに18万回再生、100件以上の海外からのコメント。「小中学生のための音楽を作る」では音域やリズムに制限があり、出力不良だった自分の音楽を表現できる新しい場であり、海外とダイレクトにつながれる、新しい音楽活動の出発の瞬間だった。
4月・5月
○音楽之友社に(415よいこの日)と題して、今年の新曲を提出に行く。
(Steamshipが夏に雑誌掲載)
○その日を境にフリードで東京を脱出、田舎を中心とした作曲の旅へ。広島平和の歌、絵本作家くすのきしげのり先生の詩に曲を作るなど、15曲以上作曲。演奏はゼロ件。
6月
○3度目の金子みすゞ記念館。行われていた「みすゞ蘇り展」で、主人公の矢崎節夫さんに感動。おみやげコーナーの矢崎さんの詩に感動。旅をしながら、みすゞ曲12曲、矢崎曲20曲を作曲。
7月
○大分県の山奥で久しぶりのスクールコンサート。この頃ハマっていたのは藤子不二雄Aの「まんが道」。新しくなったトキワ荘、手塚治虫記念館など、昭和の伝説たちのパワーに改めて触れた。阿蘇で立ち寄った大野勝彦ミュージアムで10年越しのご挨拶。「チャンピオン」という詩に作曲。矢崎節夫さんご本人と東京で会う。
8月
○伊万里小学校コーラス部とのコラボ第一弾、金子みすゞ&矢崎節夫メロディのセミ録音ミンミン。世の中は「合唱クラスター」という言葉が飛び交う。冬には終息してくれないとまずいぞ・・・という空気になってきた。
○高知県で「Singing Beautiful Japan」2度目の撮影。
四万十川の沈下橋
足摺岬、四国カルストなど。
ロケ地では奇跡の連続。映像に後藤みっちゃん初参加。いろんな意味で「3人」のバランスの良さを実感。
9月
○ふるさと、香住丘公民館からの「音頭」の依頼。ボランディアの難しさを改めて実感。
○今年一番、線をひいた「メディアシフト」の著者、関口ケントさんのWebセミナー。テレビからYouTubeへの移行、「個人の時代」の顕在化、世界観の大切さなどを学ぶ。
○コロナくんの新聞記事に涙。だから歌をしっかり作っていかなければ、と決意。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/58027
10月
○「全国の合唱団とつながる」をゼロから、自分発信ではじめることを決意。熊本、神戸、大阪、滋賀、青森、広島、北海道、岩手など・・・輪が広がりはじめる。
対馬やにじの丘学園でのコンサート。
11月
○キャンピングカーからの音楽活動を発表。毎週ライブ配信をしながら新曲の「たね」を発表。
○ビートルズ作曲法の、野口先生との出会い。
○黒沢尻北小学校との出会い、5曲の動画制作。
○高村光太郎記念館、宮沢賢治記念館へ。山口では金子みすゞ、種田山頭火。
今年は詩人の生き方を学んだ年でもあった。
12月
○大分の録音。みすゞ曲、矢崎曲を録音。この日を境に合唱団は一旦解散。
○富士山で「Singing Beautiful Japan」3度目の撮影。河口湖、山中湖。