「平和」という視点から見た世界遺産
第二次世界大戦の反省から生まれたユネスコ。国、民族、人種、性別、宗教のち外を越えた「平和な世界」の実現を目指している組織です。ユネスコ憲章(大切にしたい、掟や家訓のようなもの)の前文(まえがき)には「戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない」という一文がありますが、その僕たち「平和のとりで」の一つを作るために、ユネスコが力を入れているのが「世界遺産」です。文化や自然の多様性と普遍性を学び、世界平和を実現するために役立てようというのが、本来の世界遺産の姿。観光産業のためのものではないのです~。
グローバル人材の基礎教養
世界遺産検定2級の公式テキストの副題は「国際人になるための300の遺跡」になっているように、グローバル人材の基礎教養としての側面があり、最近では就活の力強い味方にもなっているそうです。試験会場には、小学生4年生くらいの子どもたちの姿がありました。素敵でした。この子達の将来が楽しみだなと思いました。
旅が好きな人におすすめの資格
普段から旅行が好きな人は、旅先の予備知識があれば楽しみが増えるから、とてもおすすめだと思います。