世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

世界遺産検定の意義

「平和」という視点から見た世界遺産

第二次世界大戦の反省から生まれたユネスコ。国、民族、人種、性別、宗教のち外を越えた「平和な世界」の実現を目指している組織です。ユネスコ憲章(大切にしたい、掟や家訓のようなもの)の前文(まえがき)には「戦争は人の心の中に生まれるものだから、人の心の中にこそ、平和のとりでを築かなければならない」という一文がありますが、その僕たち「平和のとりで」の一つを作るために、ユネスコが力を入れているのが「世界遺産」です。文化や自然の多様性と普遍性を学び、世界平和を実現するために役立てようというのが、本来の世界遺産の姿。観光産業のためのものではないのです~。

グローバル人材の基礎教養

世界遺産検定2級の公式テキストの副題は「国際人になるための300の遺跡」になっているように、グローバル人材の基礎教養としての側面があり、最近では就活の力強い味方にもなっているそうです。試験会場には、小学生4年生くらいの子どもたちの姿がありました。素敵でした。この子達の将来が楽しみだなと思いました。

旅が好きな人におすすめの資格

普段から旅行が好きな人は、旅先の予備知識があれば楽しみが増えるから、とてもおすすめだと思います。

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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