YELL 歌詞
「”わたし”は今 どこに在るの」と
踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窓辺に
かじかんだ指先で夢を描いた
翼はあるのに飛べずにいるんだ
1人になるのが恐くてつらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を
越えて 僕ら 孤独な夢へと 歩く
サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと 僕らをつなぐYELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ独りで未来の 空へ
僕らは なぜ 答えを焦って
宛ての無い暗がりに 自己を探すのだろう
誰かを ただ 想う涙も
真っ直ぐな笑顔も ここに在るのに
永遠など無いと(気づいたときから)
笑いあったあの日も(唄い合ったあの日も)
強く(深く)胸に 刻まれていく
だからこそあなたは(だからこそ僕らは)
他の誰でもない(誰にも負けない)
声を(挙げて)
わたしを生きていくよと(生きていくよと)
約束したんだ
ひとり(ひとり)ひとつ(ひとつ)
道を 選んだ
サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らをつなぐ YELL
いつかまためぐり逢うそのときまで
忘れはしない誇りよ 友よ 空へ
僕らが分かち合う言葉がある
こころからこころへ声を繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来の 空へ
作詞:作曲 水野良樹
この曲について
2009年度NHK全国音楽コンクール中学校の部の課題曲のために書き下ろされた、「いきものがかり」の楽曲。切ないメロディーと中学生の揺れ動く心に響く優しいハーモニーで、卒業シーズンにぴったりのこの曲。いろんな試練に立ち向かう若者へ、この歌でエールを。