世界に一つだけの花(歌詞)
花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる
※そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい
困ったように笑いながら
ずっと迷ってる人がいる
頑張って咲いた花はどれも
きれいだから仕方ないね
やっと店から出てきた
その人が抱えていた
色とりどりの花束と
うれしそうな横顔
名前も知らなかったけれど
あの日僕に笑顔をくれた
誰も気づかないような場所で
咲いてた花のように
(※くり返し)
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one
作詞:作曲 槇原敬之
(許諾番号9020135001Y38029)
この曲について
SMAPの35枚目のシングル。当初、別楽曲「Wow」をSMAPに提供していた槇原さん。しかしボツになったため、家で寝ていたところ、「世界に一つだけの花」が“降りてきた”といいます。サーフィンで言ったら波が来てるのが分かる感じ」と例え、槇原さんはその時のことを「紙芝居みたいに写真が降りてくる。それを僕が書き起こす感じ。この曲は神様からのプレゼント」と話されています。今では、教科書にも掲載され、歌い継がれていることに対し、「人がそれぞれ個性を持ったSMAPが歌った歌だからこそ、あの歌の価値になったんだと思います」と。
「自分に植えられている種を真剣に見つめて、きちんと水をやろう。そうすればその種が相手にもあることに気付くはず。競う相手は他人ではなく自分自身」と槇原さんは綴っています。
https://www.youtube.com/watch?v=tnCdEBVI7Sg