世界を旅する 出会いから音楽が生まれる
    

ありがとうのはなかご

ありがとうのはなかご

はしりがきのものがたりに
しおりをはさむように
なにげない きょうを いろどってくれる
ひかり うた えがお

いっしょにしるした きせつが
あざやかに よみがえる
なんど ころんでも
あなたのあいで たちあがれた

ありがとうのはなかご
こころいっぱい あなたにおくろう
なんかいことばにしても たりないよ
ありがとう ありがとう
ありがとう

やさしいおもいでがくれた
きずなのはね ひろげて
そら かけてゆこう
すてきなゆめを ちかいあって

ありがとうのはなかご
こころいっぱい あふれるきもち
なんかいたしかめても たりないよ
ありがとう ありがとう
ありがとう

作詞・作曲:弓削田健介

指導のために

「はなかご」とは、ひとつのかごの中に色とりどりの花をつめこんで、大好きな人や、感謝を伝えたい人に贈るプレゼントの一つです。

「春のはなかごセット」や「母の日のはなかごセット」のように、お花屋さんが最初から作っているものもありますが、
贈る相手の好きな花を選んで、はなかごにすることもできます。

コンサートで訪れた学校で、子どもたちがメッセージを書いてくれた手作りの「ありがとうのはなかご」をいただきました。
はなかごの中には、折り紙で作った1本1本の花に
「弓削田さんありがとう」「コンサート楽しかったよありがとう」「素敵な歌を作ってくれてありがとう」などと
うれしい「ありがとう」のメッセージが溢れていました。

その花籠を見たときに、この歌のイメージが湧いてきました。

2分の1成人式や、PTAの行事などで、保護者や地域の方に子どもたちから手作りの「ありがとうのはなかご」を送る場面があれば、このうたをセットで使っていただけたら、幸いです。

折り紙の花籠でなくても、花の絵に重ねたメッセージを写真に撮って、プロジェクター等で写しながら、音楽と一緒に感謝の気持ちを伝えるのもいいかもですね。

このうたは、とってもシンプルな歌詞でできています。「ありがとう」の気持ちを伝えるときに、下を向いたり歌詞をみて歌っているよりも、

まっすぐ、相手の目を見て歌ったほうが何倍も伝わると想いますので、ぜひ、歌詞を覚えて歌ってほしいなと思います。

「ありがとう」を3回繰り返す箇所は、ぜんぶ同じように歌うのではなく、強弱をつけたら、かんたんな身振りをつけるなどして

表現の工夫をすると、より伝わる歌になると思います。

花かごに、色とりどりの花を詰め込むように歌の中に、

たくさんの思い出や、ありがとうの気持ちを詰め込んで、心を込めて歌ってください。

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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