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【Q&A】ミュージカル県SAGAについて

こんにちは。弓削田です。

最近「ミュージカル県SAGA」プロジェクトについて、ご質問をいただくことが増えてきましたので、Q&A形式で、お答えします。

今週、佐賀新聞にも掲載いただきましたので、花木記者の素敵な記事と共に・・・

【佐賀新聞】ミュージカル県SAGAの作曲家3

Q.
「ミュージカル県SAGA」は、ゆげちゃんが代表のプロジェクト?

A.
いいえ。僕は代表ではありません。

佐賀を代表する演劇家の栗原誠治さんが運営する「スタジオ風のたね」が中心となって生まれた「ミュージカル県SAGAプロジェクト」が主催をしています。

その中で、今回僕は「作曲ボランティア」として関わっています。新聞記事にもあるように、ミュージカル全体で20曲以上ある曲のうち、3曲ほどを担当させていだきます。

栗原さんのアイデアで、県内の様々な音楽家が数曲ずつ作曲し、それらを一つのミュージカルにまとめるスタイルとなっています。

 

Q.
以前「作曲のボランティアはできない」と断られましたが?

A.
以前はお断りしてしまい、ごめんなさい。

今回主催をされている栗原さんは、僕にミュージカルの素晴らしさを教えてくれた恩人です。

2007年当時、大学を卒業したばかりの無名で実績もない弓削田を作曲家として使ってくださり、子どもミュージカルの曲作りを勉強をさせていただきました。ミュージカルで教わったことが、現在の小中学校の合唱曲を書く活動の礎となっています。

その栗原さんが、「佐賀の文化芸術の発展のために」と、大規模なチャレンジをされている「アリーナミュージカル」ですので、恩返しができたらと考え、今回は、ボランティアで関わらせていただいております。お許しください。

 

Q.
2021-22年に行われた美術館ホールでの「ミュージカル県さが」と「ミュージカル県SAGAプロジェクト(アリーナ・ミュージカル)」の違いは?

A.
主催者が、違います。それに伴い、名前も「ひらがな」→「英字」に変更となりました。

①21-22年に県立美術館ホールで行った「ミュージカル県さが」公演

弓削田が主催者でした。文化庁の補助金をいただきながら、企画・脚本・全曲の作曲・各団体に出演依頼をし、行いました。その際に創ったのが「ミュージカル県さが」という曲です。新聞記事にもあるように、2024年に向けて2番ができたり、歌詞を変えたりして、「アリーナミュージカル」のテーマソングとして生まれ変わりました。

②2024年の「SAGAアリーナ」での「ミュージカル県SAGA」公演

「スタジオ風のたね」が主催です。団体運営・資金管理、脚本・演出などに弓削田はノータッチとさせていただき、あくまでボランティアスタッフとして、お手伝いをさせていただきます。

 

Q. ミュージカル県SAGA構想が始まったきっかけは?

A. 最初に「ミュージカル県SAGA」という言葉を思いついたのは、2018年末のロンドン旅行中でした。参考に当時の記事をご紹介します。

ミュージカル県SAGA

ただ言葉を思いついたり、アイデアを口にすることは簡単なことですが、「実際に実行する」ことは、本当に大変なことで、今回のアリーナミュージカルを推進している栗原さんの行動力、実現力にはいつも感動させられています。

そもそも遡ると20年以上前、栗原誠治さんを中心に「ティーンズミュージカルSAGA(TMS)」が生まれたとき、すでにこの構想は始まっていて、TMSに育ててもらった弓削田や多くの卒団生は、その影響を受けた、栗原チルドレンなのです。

なので、テーマソングの歌詞には「Inspired by Seiji Kurihara」と書いてあります。

 

Q.
なぜ、中心となって、関わっていないの?

A.
今回は、責任を持って佐賀で十分な時間をとって、活動ができないからです。

2020年からの3年間、本業の「合唱」のお仕事が、信じられないほどの大打撃を受けてしまいました。

新型コロナウイルス感染症の「5類感染症移行」を受け、少しずつではありますが、全国を旅して音楽をお届けするお仕事が戻ってきています。

いまは、本業に専念しなければなりません。ごめんなさい。しかし、気持ちは、栗原代表や、佐賀のみなさんと共にあります。

 

 

Q.
「ミュージカル県SAGA」と言うほど、佐賀はミュージカルが有名なの?

A.
現時点では、有名ではないと思います。

ただし、10年後には、そうなっている可能性が大いにあると思います。今回のプロジェクトは「これから、ミュージカル県SAGA」にしていこう!というプロジェクトということで、お許し下さい。

「バルーンフェスタ」も、有志市民の小さな運動が開花して有名になったそうです。ご期待ください!

 

Q,
ゆげちゃんが思う「ミュージカル県SAGA」とは?

A.
駅前、図書館、市役所、656広場や小さな劇場などで、毎週のようにミュージカル関連イベントが行われるようになったら、素敵だなと思います。

街の魅力や伝統工芸・イベントの魅力を伝えるミュージカル風の映像作品がたくさん生まれていき、県内外に発信していくこともいいですね。

今回の「SAGAアリーナ」のような大きな舞台での大きなイベントがきっかけになり、ミュージカル好きの仲間がスタッフを含めると300人以上集まったことは、すごいことだと思いますし、ここから始まる、ご縁や活動が、県内に広がっていったら素敵だなと思います。

 

Q.
今後ゆげちゃん主催で、また何かやることは?

A.
ミュージカルの脚本と作曲はライフワークにしていきたいので、やりたいのですが、ミュージカルを主催しようとすると、めちゃくちゃお金がかかるので、次回の弓削田主催公演は、慎重に準備していきます。

ちなみに弓削田が責任を持ってできる企画の規模は、去年行った「美術館ホール」が限界かなと、感じています。(特に資金面で…)なので、SAGAアリーナにチャレンジしている栗原さんは本当に凄いと思います。

 

Q.
ミュージカル県SAGAについてもっと知りたい!

A.

・ミュージカル県SAGA【Instgram】

・ミュージカル県SAGA【Facebook】

・スタジオ風のたねHP

 

以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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【この記事を書いた人】
弓削田健介(ゆげたけんすけ)
合唱作曲家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。
キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行う。
旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、5冊の楽譜集と絵本を出版。
NHK全国放送(おはよう日本)、NHKワールドなど多数のテレビ出演をきっかけに、「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。

Amazon著者ページ「弓削田健介」
YouTube「世界を旅する音楽室」

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