「世界を旅する音楽室」へようこそ!
こんにちは。作曲家の弓削田健介です。
旅をして「体験したこと・感じたこと」をもとに、小中学生が歌う合唱曲を作るお仕事をさせていただいております。
プロフィールはこちらです。
今日は杉本竜一さん作詞作曲の「ビリーブ」をご紹介します。
ビリーブとの出会い
この歌との出会いは「小学校の先生になること」を夢見ていた大学時代。県の教育ボランティア「子どもの夢叶え隊」に参加しました。訪れた小学校の子どもたちの夢は「地元の竹で楽器を作って、演奏会をしたい」でした。
子どもたちが「ようこそ大学生のお兄ちゃんお姉ちゃん」と歌ってくれたのが、この「ビリーブ」で、涙が出るくらい感動しました。
それ以来、大好きになりました。しばらく経って、今度は教育実習でお世話になった小学校でも、体育館いっぱい、子どもたちが歌ってくれたときの感動も忘れられません。
時を経て作曲家として活動するようになりました。
「教育芸術社」さんとのお仕事を通じて中学生が歌うための「混声三部合唱」として、合唱編曲をさせていただきました。
いつまでも「いつかこんな曲を書いてみたいなぁ」と憧れの一曲です。
「Believe/ビリーブ」編曲者からのメッセージ
(教育芸術社のサイトより)
https://www.kyogei.co.jp/chorus/believe_y.html
Believe/ビリーブ(歌詞)
(1番)
たとえば君が 傷ついて
くじけそうに なった時は
かならず僕が そばにいて
ささえてあげるよ その肩を
世界中の 希望のせて
この地球は まわってる
いま未来の 扉を開けるとき
悲しみや 苦しみが
いつの日か 喜びに変わるだろう
I believe in future 信じてる
(2番)
もしも誰かが 君のそばで
泣きだしそうに なった時は
だまって腕を とりながら
いっしょに歩いて くれるよね
世界中の やさしさで
この地球をつつみたい
いま素直な 気持ちになれるなら
憧れや 愛しさが
大空に 弾けてひかるだろう
I believe in future 信じてる
いま未来の扉を開けるとき
I believe in future 信じてる
作詞・作曲:杉本竜一
ビリーブ(かし)
たとえば きみが きずついて
くじけそうに なったときは
かならず ぼくが そばにいて
ささえてあげるよ そのかたを
せかいじゅうの きぼう のせて
このちきゅうは まわってる
いま みらいの とびらを あける とき
かなしみや くるしみが
いつのひにか よろこびに かわるだろう
アイ ビリーブ イン フューチャー しんじてる
もしも だれかが きみの そばで
なきだしそうに なった ときは
だまって うでを とりながら
いっしょに あるいて くれるよね
せかいじゅうの やさしさで
この ちきゅうを つつみたい
いま すなおな きもちに なれるなら
あこがれや いとしさが
おおぞらに はじけて ひかるだろう
アイ ビリーブ イン フューチャー しんじてる
いま みらいの とびらを あけるとき
アイ ビリーブ イン フューチャー しんじてる
東北の体育館で聴いた「Believe」
東日本大震災の後、学校の体育館で「合唱コンクールには行けなくなったけど、精一杯歌います。」と言って、この歌を歌っている子どもたちの姿に出会いました。
そこにいた大人たちがみんな、元気をもらっていました。子どもたちの歌声には、すごい力がある。そして、この歌の持つメッセージに改めて感動しました。これまでこの曲にどれだけの人が励まされたのでしょう。
この編曲版が収録されている楽譜です
弓削田健介作品集 しあわせになあれ 〜いのちと夢のコンサート〜 CD付
憧れの曲に敬意を込めて、一生懸命編曲しました。使っていただけたら嬉しいです。
「Believe」へのアンサーソング
2分の1成人式で歌っていただいている「どんなときも」は、Believeへのアンサーソングとして作りました。ピアノの後奏にちょっとだけBelieveのオマージュが登場します。
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。このブログでは、リクエストをいただいた過去の名曲の紹介や、弓削田健介のオリジナル合唱曲の解説などをアップしています。
youtube版「世界を旅する音楽室」も日々更新しております。
もしお時間許されるようでしたら、ぜひ遊びに来てください。
そして、いつかどこかでお会いできる日を楽しみにしております。