学生時代、アルバイトでお世話になっていた市立図書館の20周年をきっかけに、昨今、全国的に利用率が減っている「図書館」を盛り上げる歌「図書館で会いましょう」を作りました。そしてご縁をいただき、日本中の図書館関係者が集う「全国図書館大会」で披露させていただいたのですが、その時、とても素敵な活動をされているNPO法人さんに出会ったのです。
そのNPOの名前は、SAPESI-JAPANさん。日本で使われなくなった移動図書館車を、南アフリカに贈る活動をされています。代表の蓮沼さんは、SONY南アフリカ支社長だった方で、あのネルソン・マンデラ元大統領とも、南アフリカの教育について語り合った方で、とてもパワフルな方です。南アフリカは、地域によってはまったく学校に図書館がなく、日本から届いた移動図書館車が大活躍しているそうです。
蓮沼さんたちの活動に大感動し、「図書館で会いましょう」の歌をはじめ、本や図書館の魅力を伝える様々な歌を通じて、SAPESI-Japanさんのお手伝いがしたい!作品集によって、遠い遠い南アフリカの子どもたちと、日本の子どもたちがつながることができるかもしれない!と思いました。
そんな想いに共感してくださったのが、教育芸術社さんです。南アフリカのこどもたちと日本の子どもたちの架け橋に、とTeaさんによる英語バージョンの制作や、この本の制作のための多大なるご協力をいただきました。また、そして収益の一部を、SAPESI-JAPANさんを通じて、南アフリカに届けてくださることになりました。
Ⅰ部は、本の魅力、図書館の魅力をいっぱいに詰め込んだ歌たち。Ⅱ部は、小中学校で使っていただける、旅から生まれた新しい歌を収録しています。また、CDには参考音源を。WEB上に開設いたしました「特設ページ」には練習用の音源や、歌にまつわる動画や、エピソードなども掲載しております。みなさんに、楽しく歌っていただけたら、こんなに幸せなことはありません。どうぞよろしくお願いします。
・CDつき(範唱音源/オリジナル音源)収録
・web特設ページで、ダンスの振り付け動画が視聴できる
参考動画(振り付け・演奏例など)
ごあいさつ
図書館で会いましょうプロジェクト応援団