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卒業式の歌「越えてゆけ」は「次の空へ」の兄弟曲(歌詞つき)

「越えてゆけ」は立志式の歌「次の空へ」のお兄さん

卒業式の歌「越えてゆけ」は、立志式の歌として、広く歌われている「次の空へ」の兄弟曲。
どちらも、新しい自分に出会うために決意をする人の、背中を押す歌です。

歌詞の内容は「決意」と「旅立ち」。

越えてゆけ 

越えて行け重ねた時を
越えて行けそのさびしさを
めぐる風 背中を押したなら
心の連れてく場所へ

(1番)
晴天と夕焼けの狭間にいるような
半端な場所から一歩も動けない
そんな日がいつからか続いて来たのに
僕は知らんぷりで大人になれない

地平線の先には素敵な明日が見える
遠ざかる雲一つ 残して進むことできるか

越えて行け重ねた時を
越えて行けそのさびしさを
めぐる風 背中を押したなら
心の連れてく場所へ

(2番)
がむしゃらに生きてきた少しの憧れと
ちっぽけな誇り胸の奥に抱いて
本当は気付いてた「僕、変わらなきゃ」って
だけど振り返るたび 懐かしい君がいる

越えて行け重ねた時を
越えて行けそのさびしさを
めぐる風 背中を押したなら
心の連れてく場所へ

指導にあたって(雑誌:教育音楽より)

10年間、インターネットでこの歌を聴いてくださった方からの中学生用の譜面のリクエストが絶えず(たぶん一番多かった曲)、その都度、楽譜をお送りしていました。コンサートでも一番人気の曲で、自分も思い入れのある作品だったのですが、リズムが複雑だったり音域が広かったりで、なかなか決定版を作れずにいました。
今回、音域を狭めたり、一番はユニゾンにしたり、覚えるハモリを少なくしたり・・・「なるべく取り組みやすい形で」、という意味では、ちょうどいいものができたのではないかなぁと思っています。歌詞は、新しい自分に出会おうとしている人や、自分の背中を押すようなや内容になっています。立志式や、卒業式で使っていただけたら幸いです。

曲の中で、形を変えながら4回繰り返される「サビ」から、始まります。最初からパワー全開で、聴いている人を惹き込んでください。1番は、ほぼユニゾンです。「晴天と夕焼けの狭間」とは、青空と夕焼け空が美しいグラデーションを作る一瞬の美しい空のことです。歌詞は「半端な場所から一歩も動けない」と続きます。今しかない、青春のきらめきに、本人は気づかないものですよね。「遠ざかる雲」は昨日までの自分、それを「越えてゆけ」と続きます。2番から、コーラスが少しずつ始まります。変わりたい自分と、変わりたくない自分。一歩前に進もうとするたびに「ああ 懐かしい君がいる」だけど、それを「越えてゆけ」と歌います。地平線の・・・から、各パートが動きますが、歌詞 がぼやけないように、音量バランスを調整してください。それから、盛り上がり過ぎて、テンポが早くなりすぎる傾向があるようなので注意して下さい。

参考動画(音取り音源、ミュージカル映像)

合唱パート練習用(ソプラノ・アルト・男声・ピアノ伴奏音源)

ミュージカル動画(ミュージカル「図書館で会いましょう」より)

この歌の弟です。「次の空へ」

立志式の歌「次の空へ(混声合唱&同声合唱)」

歌うときの工夫アドバイス

11小節目
unis.divの音程を細かくチェックしよう。(音程)

全体
何度も登場する「越えてゆけ」のKの発音を丁寧に。

小さな「っ」を入れるとうまくいくよ。(子音)

12小節目 タイをとって、細かいリズムを確認したあと、

タイをつけてシンコペーションにしていくとうまくいくよ(リズム)

22-23小節目 iからeに移るときに音程が下がりやすいので

母音唱で確認しよう。(母音)

6-7小節目 「o i o」の母音の下降系は音程が下がりやすくなるので響きを持ち上げよう(リリース)

51小節目 転調して、最後の繰り返しのところから、自分だけの振り付けをしてみよう。(ボディエクスプレッション)

58-59小節目 心の連れて行く場所ってどこだろう。と自分に問いかけよう(リリック)

この記事を書いた人

弓削田健介(ゆげたけんすけ)

作曲家。主に小中学生が教室で歌う合唱曲を作曲(2020年より小学校の音楽教科書に楽曲が掲載) 全国を旅しながら年間150〜200回のスクールコンサートを行い、旅で得た体験を元に合唱曲を作曲。

児童合唱団との映像教材の制作や、日本の絶景と共に歌うユニット「Singing Beautiful Japan」としても活動中。

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