いただきます
「食育」の大切な要素を全部盛り込んだ、元気な歌(合唱曲)。幼稚園・保育園・小学低学年の音域にぴったり!発表会などの教材に。
「いただきます」(食育のうた)歌詞
(一番)
元気の秘密は朝にある
パワーを充電!朝ごはん
お日様ピカピカ笑ってる
今日も一日がんばるぞ!
いただきます!
手を合わせて
今日も元気をありがとう
ご飯にみそしる、卵焼き
美味しく食べたら いってきます!
お腹がグーグーなりまして
そろそろお昼の時間です
今日のおかずはなんだろな
キレイに手を洗いましょう
いただきます!
手を合わせて
いろんな人にありがとう
パパ、ママ、給食の先生 農家のおじさん漁師さん
(三番)
食べ物の元気をもらって
僕らは毎日笑ってる
パクパクモグモグ良くかんで
いろんな元気をもらいましょう!
いただきます!
手を合わせて
つながる命にありがとう
牛さん、豚さん、魚さん
お米に果物、野菜さん
この曲の楽譜が掲載されている、
弓削田健介作品集(楽譜&CD)はこちら
「いただきます」ができた時のこと
内閣府主催の食育推進全国大会が九州で行われた年に、
地域の保育園の子どもたちの言葉にヒントをもらって、作った曲です。
「○○さんへ」と「ありがとう、いただきます」だけを書いた用紙を園児に配り、
書いてもらいました。
みんなの手紙が素晴らしすぎて
「歌詞」として成立させようといろいろ試行錯誤でしたが
「いただきます!」の一フレーズが、
みんなの楽しいごはんの時間や友達とのふれあい、
小さいころに感じていたことを
思い起こすきっかけになればいいなぁと思います。
この曲が収録されている作品集(楽譜&CD)の特設ページ
そもそも食育とは
食育の語源
明治29年、石塚左玄の著作(化学的食養長寿論、通俗食物養生法)で「体育智育才育は即ち食育なり」と造語し用いられているのが最初とされている。明治36年には報知新聞編集長・村井弦斎が、連載していた「食道楽」という小説の中で「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある」と記述している。
また、1998年に出版された「食育のすすめ」(著者:服部幸應)を厚生大臣の頃の小泉純一郎氏が読み、感銘を受け、総理大臣となった平成15年、施政方針演説で取り上げられたことで、「食育」が一般化したと言われています。
食育の歌いろいろ
広島市食育推進会議が作成している、「食育の歌」があります。家庭や学校、幼稚園・保育園、地域で健全な食生活の大切さを訴えるためのものだそうです。学校や幼稚園・保育園、スーパーマーケットなどの食品売り場、イベント会場など、様々な場面で活用されています。「食べよう!」という、赤・黄・緑の三色食品群をバランスよく食べることを呼び掛ける内容です。
食べよう!(歌詞)
赤色の食べ物は みんなのからだをつくる
さかな だいず こんぶも大好きさ
「おひさま」みたいに 大きくね なりたいな なれるかな
モリモリモリモリモリモリと 好き嫌いしないで
パクパクパクパクパクパクと みんなといっしょに
さあ 食べよう!
黄色の食べ物は みんなに力をくれる
ごはん パン おいもも大好きさ
「百万馬力」の力持ち なりたいな なれるかな
モリモリモリモリモリモリと 好き嫌いしないで
パクパクパクパクパクパクと みんなと楽しく
さあ 食べよう!
緑色の食べ物は 体を守ってくれる
ホウレンソウ こまつな 青ねぎも大好きさ
「にこにこにっこり」 笑顔にね なりたいな なれるかな
モリモリモリモリモリモリと 好き嫌いしないで
パクパクパクパクパクパクと しっかりかんで
さあ 食べよう!
モリモリモリモリモリモリと 好き嫌いしないで
パクパクパクパクパクパクと みんなといっしょに みんなと楽しく
さあ 食べよう! 食べよう! 食べよう!
香美町食育の歌
香美町教育委員会が平成23年度に制作した、子どもたちの健やかな体づくりを推進するための、香美町食育の歌「カミカミの歌」があります。小学校の先生たちが教職員研修の課題制作として、町内の学校給食栄養教諭の協力を得て、作詞・作曲したものだそうです。
曲は町名の「香美(カミ)」、食べる時の「噛み」にちなんでいます。海や大地の恵に感謝し、よく噛んで食べれば元気いっぱいになると歌っています。
カミカミの歌(歌詞)
今日の献立なにがいい(野菜)
ふっくら甘いこしひかり
取れたて野菜で みそ汁最高
お米も 野菜も 町の自慢さ
そして仕上げは 甘い梨
カミカミモグモグ さあさあ食べよう
海や 大地の 宝物
カミカミモグモグ 元気いっぱい